15カルカッタコンクエスト101HGインプレ、19アンタレスHGを買ってわかった素晴らしさ

2018年には18バンタムMGLが、そして2019年には19アンタレスが発売され、このブログにもGoogleからたくさんの人が、話題の高剛性巻き物リールについて調べようと迷い込んできています。

僕は結局、18バンタムMGLは買わずじまいですが、19アンタレスHGは張り切って購入しました。

19アンタレスHGインプレ!なんの特徴もないクソリールでした。

2019年5月1日

18バンタムMGLはなぜこれほどまでに注目を集めるのか

2018年1月29日

ただ、18バンタムMGLは本当に買わなくてよかったと思っています。

19アンタレスHGでさえ、「いらなかったな~…」という心境。

というのも、バンタムかアンタレスを買ったら捨てる予定だったカルカッタコンクエスト101HGが、やっぱり優秀すぎるからです。

スポンサーリンク

NEWカルカッタコンクエストHG

2014年にはノーマルギアが、2015年にはハイギアがそれぞれ発売されたNEWカルカッタコンクエスト。

僕が持っているのは15カルカッタコンクエスト101HGが2台と、15カルカッタコンクエスト201HGですが、ここで紹介したいのは3/8oz前後の巻き物にもっともフィットする番手、101HG

ハイギア丸型リールという革命

リールのハイスピード化が進む中で、いまだに「巻き物はローギア」と言う人がいます。

それを否定するつもりはないですが、僕はハイギア派です。

だからハイギア丸型リールがずっと欲しかったんですが、カルカッタコンクエストHGが登場するまでの間は旧コンクエストやモラムを全力でシャカシャカ巻いて、なんとかお茶を濁していました。

そもそも丸型リールは、デザインの制限(=筒形)のおかげでギアボックスのサイズに物理的限界があるため、ギア比を上げることは困難でした。

ところが14カルカッタコンクエストはデザインが一新され、せり出したギアボックスによってドライブギアの大径化が可能に。

15年にはついにHGモデルが登場し、夢がかないました。

往年のファンからは「こんなの丸型じゃない!」と叩かれていましたが、僕にとっては大歓迎なモディファイです。

コンクエストの系統はこれまで「巻き物にはローギア」のマイゲーム・田辺氏が主に監修していたというのも、ハイスピード化を遅らせた大きな原因だと思います。

ミドルクラスの巻き物にミラクルフィット

バス釣りで最も使用頻度の高い巻き物と言えば、3/8oz前後だと思います。

クランクベイトにしろスピナーベイトにしろ巻き抵抗が大きいルアーの筆頭ですが、所詮はミドルクラス。

ローギアじゃないと巻きが安定しない!なんてことはよく言われていますが、ハッキリ言ってこの程度のルアーでそれはあり得ません。

むしろローギアよりも感度に優れるハイギアの方が、あらゆる面で有利とさえ思います。

個人的な意見です。
スポンサーリンク

ワイヤーベイトやスイムジグの釣りに隙がない

まずスピナーベイトやチャターベイトを中心としたワイヤーベイトや、スイムジグなどの釣りでは、明確に有利になったと感じます。

カバーワイヤーベイティング

スピナーベイト、チャターベイトの基本的な使い方のひとつに、スナッグレス性を生かしてカバーにぶち込むカバーワイヤーベイティングがあります。

沈めず表層を巻く場合、沈み根を乗り越える場合、カバーで掛けた魚を引き剥がす場合、チャターベイトに千鳥アクションを加える場合。

ハイギアでないとできない、またはハイギアのほうがやりやすいことがたくさんありますね。

シャローでのワイヤーベイティング

放っておいたりゆっくり巻くと沈んでいくルアーなので、シャローエリアの場合はウェイトを軽くするか、リトリーブ速度を上げるなど工夫が必要です。

ハイギアの方が速度を調整しやすく、ストレスなくていいですね。

シャローでは食わせの間を与えるつもりでトゥイッチを入れたりしますが、これはシンキングルアーでストップアンドゴーをするようなものです。

要は一瞬とは言え沈んでしまうルアーを、元の泳層に素早く戻してやるのはハイギアの方がオートマチックです。

ウィードエリアのワイヤーベイティング

スナッグレス性をフルに生かせるウィードエリアのワイヤーベイティング…とは言え、何も考えずにただ巻いているだけでは藻ダルマです。

ウィードに触ったこと、ウィードが絡んだこと、ウィードが切れたこと、などの情報が手元で感じやすいのは、やっぱり感度面で有利なハイギアです。

切った後、軌道に戻しやすいのもハイギア。これはもう物理的な話です。

急深エリアのワイヤーベイティング

ワイヤーベイトやスイムジグには7フィート前後のロッドを使用する人が多いですが、これは主にレンジ調整のため。

巻けば勝手に得意な泳層に到達するクランクベイトなどと違って、この手の釣りはロッドワークやリーリングで泳層をコントロールする必要があります。

急深や極端なブレークの絡む釣りでは長めのロッドに加えて、ハイギアのリールがいいんですよね。

Dゾーンパワーブレードやハイピッチャーマックスなど、極めて巻き抵抗が大きいとされるスピナーベイトでも、ハイギアで全然OKです。

もちろんカルカッタコンクエストのように剛性感みなぎるリールであれば、という話ですが…。

クランクベイトはハイギア以外考えられない

スピナーベイトやチャターベイト、スイムジグ以上に、実はクランクベイトにフィットしています。

もちろんディープクランクやマグナムクランクは別です。

3/8oz前後で2mダイバーぐらいまでの、いわゆる普通のクランクベイトです。

ステディ―リトリーブに疑問

クランクベイトは「一定速度のリトリーブが肝心」と言う常識がまかり通っています。

これはアングラーそれぞれの考え方によるとは思いますが、僕はクランクベイトを一定速度で巻き続けることにこだわっていません。

なぜなら、バジングを除けばボトムやストラクチャーに当てる使い方が基本となるので、そもそもクランクベイトの泳ぐ軌道は一定ではありません。

また、当てながら見つけた要所要所でトメやトゥイッチによるヒラ打ち、ジャークを入れることや、巻きスピードに変化をつけることも、釣果に繋がるからです。

確かにブレのないリトリーブにローギアは有利なんですが、操作や変化ということにおいてはハイギアが圧倒的に有利だと思います。

スポンサーリンク

15カルカッタコンクエスト101HGのネガ

とてもいいリールなんですが、ネガもあります。

2014年以前に開発されていたリールなので、16メタニウムMGLをはじめとした近年のシリーズと比較すると「一昔前」感がぬぐえない部分が結構あります。

New SVS∞非搭載

カルコンのブレーキシステムは、現行の16メタニウムMGLや18バンタムMGL、17クロナークMGLはもちろんのこと、エントリークラスの16カシータスMGLにさえ搭載されているNew SVS∞ではなく、旧世代のSVS∞、でも一応改良型の4ブロック式

これが特別ダメというわけじゃないんですが、New SVS∞と違い、調整の際にどうしてもパーミングカップ側のハッチを開く必要があります。

ほとんどの場合はブレーキブロックを1つだけONにして、あとはダイアル調整で1/4~1/2ozのクランクベイトやワイヤーベイトの類はまずまず快適に使用できますが、ものによってはブロック調整が必要となります。

これが本当に面倒くさい。

そう思うとNew SVS∞はすごく便利です。

MGLスプール非搭載

今やシマノベイトリールのスタンダードになりつつあるMGLスプール(マグナムライトスプール)ではなく、旧世代の36mm径S3Dスプールが搭載。

これもそれほど大きな差があるわけではないんですが、スプールを支持するベアリングが離れていることもあり、キャスト時にややノイズが気になります。

ただし、36mmの大径スプールに12lb-100m、14lb-90mというラインキャパは秀逸で、34mm径の16メタニウムMGLよりも3/8~1/2ozクラスのルアーが快適かつよく飛ぶ

立ち上がりにそん色はなく、回りだすと止まらない、そんなスプール。

でもMGL化してほしいですね、なんとなく。

スポンサーリンク

19アンタレスHGと比較して

ミドルクラスの巻き物スペシャリティーとしては、18バンタムMGL、19アンタレスあたりがよきライバルです。

バンタムは結局買わなかったので比較できませんが、19アンタレスHGを購入したことでカルコンの良さを再認識することができました。笑

3/8oz前後の巻き物ではカルコンに軍配

19アンタレスHGと15カルカッタコンクエスト101HGはどちらも12lb-100mのラインキャパなので使途はとても似通っています。

互いに14lbを80m巻いて3/8oz前後の巻き物に使用したところ、個人的には15カルカッタコンクエスト101HGの方がフィット感が高く感じました。

やっぱり36mm径S3Dスプールは偉大だった

まずキャストに関しては、15カルカッタコンクエスト101HGの36mm径S3Dスプールと19アンタレスHGの34mm径MGLスプールIIIに大差はありません。

3/8oz程度であれば立ち上がり、回転性能、制動性能、いずれも問題ありません。

フィーリングは全然違いますが、最終飛距離は気持ちアンタレスの方が飛ぶかな?程度でほとんど変わりません。

ただし、問題は着水時のスプールの痩せです。

MGLスプールIIIは軽量ルアーへのレスポンスを高めたナロースプールなので、14lbクラスの太糸を巻くと思いっきりスプールが痩せます。

これはスプール外径が小さくなることを意味しているので、その結果リトリーブ速度が大きく狂います。

一方で36mm径S3Dスプールはそもそもデカいこともあって目減りするのはわずか。

より細糸を巻いて、より軽量なルアーを使用するのであればアンタレスには敵いませんが、3/8ozクラスやそれ以上となればカルコンはまだまだエースとして戦えます!

もっと詳しくは19アンタレスHGのインプレをご覧ください。

19アンタレスHGインプレ!なんの特徴もないクソリールでした。

2019年5月1日

まとめ

というわけで今回は、バンタムかアンタレスを買ったら捨てる予定だったけど、結局元の鞘に納まったカルカッタコンクエスト101HGのご紹介でした。

これからもガンガン使っていくぜ!

スポンサーリンク

おすすめ記事

スポンサーリンク