バスとの出会いを増やしたいなら同じタックルを買いましょう

はじめに

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というわけで…

ロッドやリールを買い足して新しいタックルを組む場合。

「いまMのロッドを持っているから、次のロッドはMLかMHにしよう!」だとか「ハイギアのリールを持ってるから、次はノーマルギアのリールを買おう!」だとか、こういう考え方の人が多い気がします。

やれることを増やしたいという気持ちはよ~くわかります。

むしろないものねだりの感覚は人一倍強い。

明確な目的があって、それにフィットする道具を吟味した結果そうなるのであればいいんです。

でも「やれることを増やしたい」から、「どうせ買うなら持っていないタックルを」という安直な動機であれば、「それってホントに必要なの?」と勘ぐってしまいます。

僕の経験から言って、釣りの幅を広げるためにタックルを増やした場合、やれることは間違いなく増えるんですけど、釣りの内容はひどく薄まります。

そもそも、それまで以上のバスを釣るためにやることを増やしたわけなのに、てんでバスが釣れないなんてことも…。

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コピータックルのすすめ

バスとの出会いを増やしたいなら、同じタックルを買いましょう。

つまり、タックルを揃える過程にある人が絶対にやりたくない、というよりそもそもそんな発想すらないかもしれない、「すでに持っているタックルをもう1本増やしましょう」というのが今回の本題です。

極端な書き方になりましたが、要は得意な釣りや、慣れた釣りを伸ばしてより尖らせる方が、チンプンカンプンな新しいメソッドの習得に励むよりも建設的だよね! ってことです。

たとえば僕は

昔々、バス釣りを始めたばかりのころ、クソガキだった僕は、どういうわけかテキサスリグで魚を釣ることにただならぬコダワリを持っていました。

なぜかすごくインテリなイメージがあったからです。タックルを新調するときも、ガキなりにテキサスリグの扱いやすさを第一に考えていました。

ほかの釣り方にも当然興味があったので、いろいろと買いそろえましたが、今となっても変わらずテキサスリグを中心とした撃ち物、底物に傾倒しています。

結局、そんなに好きなら快適に撃てるタックルを増やした方がバスが釣れるんじゃねーかってことで、メインのテキサスタックルを2本、“ほぼ”同じセッティングでボートに積んでいます。

テキサスタックルその1

ロッド:ファクト HFAC-70HST
リール:16メタニウムMGL XG
スプール:KTFバーサタイルフィネススプール
ライン:フロロカーボン12lb

テキサスタックルその2

ロッド:ファクト HFAC-70HST
リール:16メタニウムMGL XG
スプール:KTFバーサタイルフィネススプール
ライン:フロロカーボン14lb

ライン強度がほんの少し違うだけで、ロッド、リールはまるっきり同じものを買いました。使い慣れているので。

さらにフィネス用のスピニングタックルも3本、“ほぼ”同じセッティングです。

フィネスタックルその1

ロッド:HFAS-61ULST
リール:19ヴァンキッシュ2500SHG
スプール:夢屋2500F3スプール(コンプレックスカラー)
ライン:フロロカーボン4lb

フィネスタックルその2

ロッド:HFAS-61ULST
リール:18ステラ2500SHG
スプール:夢屋18ステラ2500F3スプール
ライン:フロロカーボン3lb

フィネスタックルその3

ロッド:HFAS-61ULST
リール:18ステラC2500SHG
ライン:フロロカーボン3lb

スピニングの方はテキサスタックルとは事情が違います。

3本も同じタックルを用意しているのは、フォローやサイトで握る機会が大半なので、リグを変える時間が惜しいことと、あまりに使用感の異なるタックルだと持ち替えるたびに感覚やドラグ設定などをアジャスト(笑)するのが面倒だからです。ただそれだけの理由でコピータックルを組んでいます。

アジャスト(笑)って便利な言葉だよなぁ~。

繰り返しになりますが、同じタックルを複数本買うのは躊躇する人が多いと思います。とくにリールはともかくとして、まったく同じロッドを買うのはね。ワクワク感ないし。

スーツ屋やピザ屋みたいに「2本目半額、3本目無料!」ぐらいやってくれたら話は別だぞ。

でも1本は1本。コピーだとしても、タックルは増えています。

ここからは、コピータックルを組むメリットを具体的に書き出していきます。

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コピータックルを組む3つのメリット

コピータックルを組むわかりやすいメリットは、リグりなおす手間が省けることと、実績のない釣りに対する迷いが断ち切れることの2点。その結果、もっとも自信のある釣りをさらに深掘りできることが最大のメリットです。

  1. リグりなおす手間が省ける。
  2. 実績のない釣りに対する迷いが断ち切れる。
  3. メインパターンを深掘りできる。
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リグりなおす手間が省ける

スナップでタイムロスなくローテーションできるタイプのルアーならそれほど気にならないかもしれませんが、スナップを介さないタイプのルアーならまずもってそんなサクサク変えていられません。

実際、1本のタックルで手を変え品を変えて答え合わせするのって、面倒なのもあるし、物理的に限界があるんですよね。

テキサスやってて、ゴキゲンに7gシンカーで通していたら、7gでは太刀打ちできないカバーに遭遇したり。傾斜のキツイ岩盤を1/2ozフットボールジグで叩いていたら、緩い粘土質に切り替わったとか。ウェイト変えたいけど面倒くさいからそのまま通しちゃえーってこと、多いんだよな~。

そもそも「リグりなおしたい局面でもリグりなおさない」のが実際のところ。

コピータックルを組めばリグりなおす手間が省けると書きましたが、実はそんな次元の話ではなく、これでもって初めて適材適所のリグが通せるということです。

迷いが断ち切れる

買ったばかりのタックルを使いたいがあまり、鼻息荒く慣れないことをしていても、なかなか魚は釣れません。浮足立っているのがバレています。

そもそも新しいメソッドなんてそう簡単にモノにはならないですよね。動画で見たようにはうまくいかないもんです。

僕も羽モノが流行った時に専用タックルを組んで、浮かれて投げまくっていましたが結局ぜんぜん釣れず、解体しました。笑

今ではそれなりに練習して、わずかながら釣れるようになりました。それでも羽モノ使いを名乗るにはほど遠いので、あまりボートに積みません。だからこれ以上うまくもなりません。笑

釣果にコダワるなら、自信のある釣りに絞ったほうがいいんです。これは決して、「タックル本数を絞れ!」ということではなくて、自信のある釣りが満足にできるタックル構成で挑みたいですねというお話です。

結局大事なのは…

沢村幸弘
コンフィデンス。

シューティングネコで1日通すなんてハンパないですけどね。

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メインパターンを深掘りできる

パターンっつーのは「その日の当たりクジ」のような意味で通用しちゃっていますが、トーナメントでも1位から3位までまるっきり同じパターンだったなんてことないんだから、クジじゃーないんですよね。

みんな得意な釣りをやり切った結果。奇をてらった釣りがパターンになることは稀で、そう見えたとしても、ほとんどの場合はそれがいつもやってる得意な釣りだったって話。

山木さんはシャッドやi字系で釣って、ロボ奥田ならビッグベイトをスキッピングして釣る。プロモーションでやっているとは言え、そういうことですよ。

リグりなおす手間が省けて適材適所のリグが投入できる上に、奇をてらった釣りからの誘惑も断てる。得意な釣りで釣り切る環境が整うことが、コピータックル最大のメリットだと思います。

まとめ

タックルを増やす際、新しいメソッドに手を出すのも悪くはないですが、より多くの魚を触りたいならコピータックルもアリだよねって話でした。

実際によく釣っているタックルをもう1本買った方が、より奥行きのあるアプローチができるし、獲れる魚もゼッタイ増えます。

そもそも今までやってこなかった釣りって、やる前から不向きだってはっきりわかんだね。
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