18バンタムMGLはなぜこれほどまでに注目を集めるのか

はじめに

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というわけで…

2017年のクリスマス前後におおやけとなり、のちに「バンタム旋風」として語り継がれるであろう高度な情報戦を巻き起こしたことで伝説となった、いや伝説として復活したシマノ18バンタムMGLですが、ジャパンフィッシングショー2018を終えてもその勢いは衰えません。

今回は、これほどまでに注目を集めるバンタムの魅力についてシェアしたいと思います。

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18バンタムMGL発売前インプレラッシュ

まだ発売前だってのに皆さん、ここぞとばかりにインプレ書いてますよね。持ってもいないのに。それもそのはず、シマノベイトリールの致命的な穴を埋める存在は、どれだけ注目されても足りないぐらい。

晴れて復活を遂げたバンタム。以前にも比較インプレを書きましたが、同じく34mm径スプールを搭載したロープロファイルベイトリールのエース的存在である16メタニウムMGLとは似ても似つかない、まったくの別物として今後皆さんのタックルリストに鎮座することになりそうです。

18バンタムMGL登場でも揺るがない16メタニウムMGLの優位性を比較検証

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18バンタムMGLのココがすごい

で、僕も釣りブロガーの端くれとしていい加減なことは言えませんから、実機に触ってきました。すると真面目な話、「これはマジなのか?」と声が出てしまいそうになるほどスゴかった。さっそくそのスゴさをかいつまんで紹介しましょう。

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フルメタルボディコンパクト

「剛性!ゴーセー!ごうせい!」と強さにばかり目が行きがちな18バンタムMGL。そりゃあ、他のシリーズには採用されていない独自の「コアソリッドボディ」、これすなわちメインフレームとレベルワインドプロテクター、片側のサイドプレートを一体成型したフルメタルボディが採用されているんだから強くなりますわな。

通常のベイトリールの構造

通常のベイトリールの構造

コアソリッドボディの構造

コアソリッドボディの構造

しかも材質はアルミ。最近のベイトリールと言えばメタルボディ、イコール、マグネシウムが当たり前ですよ。カルカッタコンクエストのようなヘビー級ベイトリールと同じアルミ素材なんだから、これはもう強くて当たり前。「わかった!もうわかったから!」と言いたくなるレベル。でもまあ確かに18バンタムMGLの最大の魅力はなんつってもこれ。アンタレスARの死後、長らく不在だった高剛性汎用ロープロファイル機がようやく登場したというわけ。

ところが、本当に注目すべきなのはそこじゃないんです。スゴいのはそのコンパクトさ。実機を握って、巻いて、ってしているうちに「???」ってなるほど、フレームが異常に小さいんですよね。

サイズ感は16スコーピオン70と同等

さすがにアルデバラン系統並みにとはいかないですが、16スコーピオン70相当のコンパクトさ。控えめに言っても、明らかにメタニウム系統よりもワンサイズ小さい。これはパーミングするうえで非常に有利だろ。どう考えても。

マジでコンパクトな18バンタムMGLサイドビュー

マジでコンパクトな18バンタムMGLサイドビュー

中には「小さいのはヤダ」って言う規格外に手の大きな人もいるとおもいますが、チビでデブな平均的日本人には最高にしっくりくるサイズ感だと思いますね。僕は平均的な女性よりも手が小さいんですが、それでもしっかりホールドできるところがベリーグッド。

しっかり握りこめて重さを感じない

16メタニウムMGLよりも重い18バンタムMGL。それも誤差の範囲ではなく、その差40~50gという驚きのヘビーウェイト。カルカッタコンクエスト100番級の自重は「そりゃお前、カルコンぐらいタフで巻き心地がよくないと許さねーぞ」って話になってきますが、実用においては数値ほど重さを感じないのではないかという印象があります。

しっかりパーミングできるかどうかは、皆さんがすでに体感している通り、ロッドやリール、ルアーに至るまで、あらゆる体感重量を変化させる要因のひとつです。これまでのロープロファイルベイトリールや丸形ベイトリールを軽く引き離すんじゃないかってぐらいパーミング性のいい18バンタムMGLは、想像していたよりも軽く感じると思いますよ。

コンパクトに収まった理由を考える

というのは考えるまでもなく、パーツ点数が減ったことによる功績だと思います。点数が増えれば増えるほど、ネジやピンなどといった固定する機構が必要になってきますが、そういった機構の強度や取り付け時の作業性を確保するために必要なのがクリアランスという名のデッドスペース。これを一部とはいえ排除できたのが、コンパクト化につながったのかな、と想像しています。

まあ、どうでもいいんですけど、それでメンテナンス性が悪くなっていなければ言うことなし。セルフメンテナンスが基本って人にとっては、注意すべき項目かもしれませんね。

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カルカッタコンクエストに迫る巻き心地

これまでさんざん叩かれてきたマイクロモジュールギアですが、僕は肯定派っつーか大好き。もちろん18バンタムMGLにも採用されています。まだ負荷をかけて巻いたことがないので言い切れませんが、デモ機をクルクルした限り、巻き心地はカルコンに匹敵する滑らかさ。

僕自身15カルカッタコンクエスト101HGを2台使用していて、今回触った18バンタムMGLのデモ機もハイギアモデルだったのですが、スプールが低慣性な分18バンタムMGLの方がスムーズなんじゃねーのか?とまで感じました。両機ともカチャカチャとした遊びを全く感じないシルキーな質感で、ひょっとしたらこれまで巻き物用リールの決定版としてあぐらをかいていたカルコンこそがバンタムのライバルにあたるんじゃないかと思うほどでしたね。

やはり巻き物向けってこと?

パーミングしやすいコンパクトボディとの相乗効果で、特にヘビーウェイト、高負荷の巻き物にはこれまでのどんなリールよりも向いているかもしれません。それこそ、ロープロファイルのメリットでもあるロッドとの一体感と、それによる安定感という面では、カルコンを凌ぐ可能性もあると思います。大げさではなくマジで。

まとめ

伝説の名に恥じないクオリティに仕上がっている印象を受ける18バンタムMGL。巻きの釣りではあのカルカッタコンクエストを脅かす存在となりそうですね!

まだまだギア比を決めかねていますが、買わずにはいられないリールになりそうです。

18バンタムMGL発売で加速する右投げ左巻きの劣等感

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