最近の釣行ではミディアムヘビー~ヘビークラスのタックルでの釣果が目立ちますが、実はスピニングタックルで釣りたいMONSTERです。
だから毎回、ウルトラフィネスを1本持っては行くんですが、まだまったくと言っていいほど活躍していません。つーか、青野ダムとか琵琶湖ばっかり行ってるから、活躍させようがありません。
それでも持っていきます。なぜなのか?
G-nius project SHK
これまでは正直、パワーフィネスを除くスピニングタックル(つまり普通のスピニングタックル)は釣り場に持っていきたくなかったというのが本音。
なぜかというと、
- リグをガイドに引っ掛けていてもロッドが曲がるもんだからいつのまにか外れていて、ブランブランと鬱陶しい。
- フックキーパーをつけたらやや改善したけど、ダウンショットは相変わらずブラブラする。
- そもそもフックキーパーのせいでロッドが傷つく。
といった具合でストレスがハンパじゃなかったからです。
まず、HFAS-61ULSTのような細いロッドには接触面の内径が合いません。無理やり使えないこともないんですが、ラインが引っかかったりして鬱陶しいです。
さらに言うと、シンカーをキープする機構がないのでダウンショットには使えません。
ある程度の太さがあるプラグ用タックル向けですね。
ただし、そんなウルトラフィネス用スピニングタックルにもそれなりの投資をしてしまっていたので、なんとか使いたかったんですよね~。
そこで探していたのが、
- 掛けたフックが外れにくい
- ダウンショットがブラブラしない
- ロッドに傷をつけない
という要件を満たすフックキーパー。
そんな都合のいい商品ねーよな…と思っていたら、ありました。それが今回紹介するG-nius project(ジーニアスプロジェクト)のリールフットに着けるチタン製フックキーパー、SHK。
定価は1200円で、どこで買ってもそれほど安くはありません。でも、使ってみるとマジで安い投資だと感じるはず…。
リールフットに装着する
従来のフックキーパーは、ロッドに直接取り付けるものばかりで、ブランクに傷をつけてしまったり、糸フケが引っかかってライントラブルが頻発したりで全く使い物になりませんでした。

富士工業のフックキーパーは定番だが、トラブルも多い
まず革命的なのが、SHKはロッドのブランクスではなく、リールフットに装着するということ。

リールフットというデッドスペースに装着
これならリールはともかく、ロッドに傷がつくことはないし、ラインが絡むこともない!
キープ力も十分
で、肝心のフックキーパーとしての機能はもちろん必要十分。それだけでなく、フープ状になっていないため取り外しも簡単でストレスがたまりにくい。
ウルトラライトクラスのロッドだと、どうしてもティップが曲がることでフックオフしがちだけど、それはもう何を使っても同じなので諦めよう。
オフセットフックをセットしたままキープ可能
僕はあまりオフセットフックのリグを使わないのでどうでもいいんだけど、使う人にとって便利だと思う特徴がコレ。

オフセットフックを抜かずに掛けられる!
オフセットフックをいちいち抜き差ししなくてもキープ可能で、ワームの痛みを最小限に抑えられます。
もちろんダウンショットシンカーも
何と言っても一番嬉しいのがこれ。1/64ozクラスのシンカーまでしっかりホールドすることで、ダウンショットリグがぶらぶらせずに持ち運び可能。

ダウンショットシンカーがばっちりハマる
スピニングタックルを持ち歩く上で一番のストレス源だったことが、これにて解消。
まとめ
掛けたフックが外れにくく、ダウンショットがブラブラせず、ロッドに傷をつけない、理想的なフックキーパー、SHK。
ウルトラフィネスが捗ること間違いなし。おすすめです。