冬の釣りで大活躍のメタルバイブ。誰しも一度は必ずお世話になったことがあると思います。
まもなく春、というこのタイミングでちょっと気が早いですが、次の冬に向けて無限回収しておくべきマイフェイバリットメタルバイブ、ジャクソンのリアクションボムを紹介します。
そもそもなぜ冬=メタルバイブなのか?
それはもう単純に、バスの鼻先を通過する確率が高いからです。
なぜ鼻先を通す必要があるのか?そりゃあ低水温期のバスは動かないからです。
なぜ低水温期のバスは動かないのか?温帯性の魚であるバスは代謝が極端に落ちて冬眠状態に陥るからです。
なぜ冬眠状態のバスがメタルバイブで釣れるのか?知るか!そんなもん!
わからないことだらけのバス釣りですが、代謝が落ちたとはいえ完全に停止したわけじゃないし、体力を使わずに食えるものなら食っておくという考えが正しいと思います。
だからハイスピードなアクションで鼻先にルアーを通し、反射的に食わせることができるメタルバイブが効果的なんじゃないですかね~。
ジャクソン リアクションボム
僕が絶対の信頼を寄せるメタルバイブが、ジャクソンのリアクションボム。
3/16~1/2ozのサイズ展開で、5,7,9,11,14gと刻んでいくバリエーションがすでに魅力的。
ロストがつきものなだけに、価格が750~870円と爆安なのもうれしい。しかも小売店では結構特価で販売されがちなので、場合によっては500円ぐらいで手に入ることも多い。最高だぜ。
そもそもリアクションボム以前に使用していた定番メタルバイブのリトルマックスよりも、定価の時点で1割安いとなれば無限回収待ったなしですね。
低重心なのがいい
メタルバイブにつきものなのが、リフト&フォールしているうちにフックがラインやスナップに絡んでしまって級にブルブルいわなくなるアレ。
基本的にテンションフォールをしている場合には起こりませんが、フリーフォールでラインテンションを抜くと頻発するメタルバイブ、あるとおもいます。
これはズバリ重心位置の問題で、低重心であればあるほどフォール中の姿勢がよく、起こりにくいわけです。
とはいえアタマにばかりウェイトが集中しているとリアフックがラインを拾いやすいので、低重心なだけでなくルアーの胸から腹のあたりに分散させているほうがいいですね。
代表的なメタルバイブでいうとリトルマックス、サーキットバイブがずば抜けてフォール姿勢がよく特有のトラブルが起こりにくいと感じますが、リアクションボムもほぼ同等で、2台巨頭の間に割って入れる安定感です。

絡まないとは言っていない
薄すぎないボディーがいい
リトルマックス、サーキットバイブは名作ですが、どちらもウェイト貼り付け部以外が非常に薄く作られています。
風を切るため飛距離が出やすいし、水切りもいい。アクション幅はワイドだけど、ピッチは速めなのが特徴ですね。
一方でリアクションボムのボディーは上記2機種と比べやや厚め。とはいえ飛距離やレスポンスを損なうほどではないし、アクションがワイドかつ水押し強め。
リトルマックスがビュルルという感じなのに対し、ブルルとストップ感の強いアクションに感じます。
水を大きく動かすことがいいのか悪いのか、状況によるとは思いますが、ノー感じになりにくいことでトレースしているレンジを把握しやすいですね。
レンジが合ってないと釣れない時期だからこそ、これはうれしい特徴だと思います。
デザインもいい
どうでもいいことかもしれませんが、デザインもいい。
仮面ライダーを彷彿とさせる複眼アイがいかにもロボっぽさを演出。
LVG ライブギルというデッドリーカラーをはじめ、14色のラインナップはどれも釣れそうだ。
このかわいらしさと安さのシナジーによって思わず収集したくなるし、数が揃えば大胆に使える。

愛らしい瞳が特徴のリアクションボム
とにかくおすすめのリアクションボム
冬のバス釣りはこれさえ投げていればOK。
と自信をもっておすすめできるデッドリールアー、リアクションボム。
実際、今年初バスの66cmを釣り上げたのもこのルアーだし、みんなが買わなくても僕は買うぜ!