パワーフィネス専用スモラバ頂上決戦

テキサス・フットボールのボトムゲームに並ぶ、マイフェイバリット釣り方といえばパワーフィネス

正直、今年がピークかなってぐらい流行っているので、専用ルアーもかつてないほどの充実っぷり。となれば当然、専用スモラバの話をしないわけにはいかないと思うんですが、これがまた覇権争いがスゴイ。

カメラバ、パワーフィネスジグSS、デビルジグ、ゼロファイブタッガー、プロズチューンデヴァイスハードガード…etc。

互いにしのぎを削りあうパワーフィネス用スモラバたち。この際、ド素人の僕が最強番付をしてやろうと思います

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パワーフィネス用スモラバ

各社から出揃った!と思っていましたが、そうでもないかもしれません。

正直に言います。パワーフィネス用と言い切れるスモラバは5つしか知りません

  • ノリーズ・カメラバ
  • ダイワ・パワーフィネスジグSS
  • バレーヒル・デビルジグ
  • O.S.P・ゼロファイブタッガー
  • プロズファクトリー・プロズチューンデヴァイスハードガード

今回は僕自身が実際に使用しているこの5つの中から最強スモラバを決めようってわけなんですが、なにをもって評価するのかをハッキリさせておこうと思います。

パワーフィネス用スモラバに求める性能

あれこれ片っ端から挙げるとキリがないので、今回は7項目に絞りました。

  1. 抜けやすさ=貫通力
  2. ガードの強さ=回収性
  3. フッキング性能
  4. フックの強さ
  5. ワームキープ力
  6. コストパフォーマンス
  7. 視認性

①抜けやすさ=貫通力

水平方向にカバーを抜ける性能で、主にブッシュの隙間を通って目標地点に到達する性能。飛行姿勢や重心、ラバーの長さなんかが影響します。

②ガードの強さ=回収性

ブッシュに引っ掛けてちょうちん釣りをしたものの食ってこなかった。なんて時にリグを回収する性能。つまり余計なカバーを拾わずに、また枝などに引っかかってしまわずに戻ってこられる能力

③フッキング性能

掛かりの良さ。

④フックの強さ

回収の際、誤って木の枝にフックアップさせてしまったり、またはブッシュの中で掛けた魚を強引に抜きあげたり、そんなパワーフィネスにとって当たり前のことでいちいちフックが曲がっていたのでは話になりませんよね。

⑤ワームキープ力

セットしたトレーラーワームが頻繁にズレるようでは釣りに集中できないので、ワームキーパーのホールド性もマジで重要

⑥コスパ

どう考えても一番大事だろ。薄給なんだからよ

⑦視認性

ブッシュの中を飛んでいくリグを見失ってしまうようでは釣りの難易度が爆上がりします。スモラバもトレーラーも、できる限り視認性のいいカラーを選びたいところ。

個人的にはチャートピンク系が気に入ってるので、そもそもそれっぽいカラーのラインナップされていないデビルジグはあまり使いません。

でもここは好みと天性の動体視力が問われるので、書いているだけで評価基準にはしないことにします。

というわけで、早速製品をレビューしていきましょう!

カメラバ

ノリーズ伊藤巧氏の活躍でパワーフィネス用スモラバのスタンダードとして名を轟かせたカメラバ。

カメラバ

カメラバ

とはいえ、そもそもは房総リザーバーの一角・亀山ダムというカバーレイクを攻略するためのベイトフィネスジグというコンセプトで開発されていたため、確かにカバーに強い設計ではあるんだけど、ボトムゲームに焦点を当てた設計も随所にみられる

カメラバのウェイトバリエーション

ベイトフィネス向けの2g、2.5g。ベイトフィネス、パワーフィネス双方で扱いやすい3.5g。パワーフィネスのメインウェイトとなる4g。ボトムゲームに特化した5g。計5アイテム。

僕は貫通力とコントロールが両立できる3.5gをメインに使用しています。

ちなみに、3.5g表記で実際の重量は約4g

カメラバのカラーバリエーション

3.5g、4gというパワーフィネス向けのウェイトにのみ160 MSPというチャートピンクを主体とした「チラシ寿司カラー」がラインナップされていて非常にGOOD。

はっきり言って、よほどの事情がない限りはこのての視認性を重視したカラーを使用します。

カメラバの特徴

ベイトフィネス用に開発された…とは書きましたが、総合的にはパワーフィネスにもかなり使いやすいスモラバという印象ボトム姿勢安定のために設計された扁平型のヘッドと、多めのラバースカートが、スキッピングでのアプローチをやりやすくしてくれています

カマボコ型のヘッド部分

カマボコ型のヘッド部分

でもラバースカートのボリュームは一長一短で、枝に当たるなどして失速しやすく、思いのほか手前で止まったりする

ブラシガードはかなり硬い素材が使われていて、回収時も抜けやすく安心。誤ってブッシュにフックアップさせてしまうことはほぼありません。

硬い分、植え付け本数は少なく、フッキングの邪魔にならず乗りやすいですが、フックサイズが他のスモラバと比較してやや小さめなので、トレーラーがフックポイントに近づきすぎないようにセットすることがキモ

フック線径も十分太軸で伸びにくく、思い切って掛けていけます。

ワームキーパーはワイヤーではなくモノフィラメントキーパー十分なホールド力と、ワームの破損させにくさを両立。この部分がコストに大きく反映されていて、定価は650円と少々高め。コスパは良いとは言えません。

モノフィラキーパーがトレーラーのズレを防止する

モノフィラキーパーがトレーラーのズレを防止する

で、以上をグラフにするとこんな感じ。

ずばり、優等生って感じですね。

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パワーフィネスジグSS

草深幸範氏プロデュースの、完全パワーフィネス専用スモラバ。

パワーフィネスジグSS

パワーフィネスジグSS

パワーフィネスジグSSのウェイトバリエーション

個人的には用途不明の2.7g。メインウェイトとなる3.5g、4.7gがラインナップ。通常の場合3.5gを基準として、カバー、特にフローティングカバーの濃さによって使い分けるといいですね。

3.5g表記で約4.3g程度

パワーフィネスジグSSのカラーバリエーション

まんま「チラシ」という名称のチラシ寿司系カラーがラインナップされていて、まったく隙なし。これに加えて、ヘッドまで塗りつぶされたフルブラックもあり、視認性、アピール力ともにバッチリ。

パワーフィネスジグSSの特徴

まず、ほかのスモラバと比べて大胆にカットされたラバースカートがジグ全体のシルエットを小さくまとめており、枝などに干渉する余計なパーツがほぼなくなっているため、アプローチの際は完全に有利。また流線型のヘッド、さらに先端にラインアイが配置されていることで、回収時の抜けやすさもピカイチ

ただし、大量に植えられたブラシガードは思いのほか柔らかく、勢いよく回収すると枝などにフックアップしてしまうおそれがある。にもかかわらず、バスのバイトはいっちょ前に弾くような感があって、思いっきりアワセてやる必要がある印象。

フックに関してはずば抜けて太軸まったく曲がる気がしない

ワイヤーキーパーが2本備わっているのでそこそこのホールド力…のはずが、キーパーのカエシがなかなかデカく、セットアップ時にワームがすでに裂けているため案外ズレる

ダブルロックだけど結構ズレる

ダブルロックだけど結構ズレる

でも定価490円というコストパフォーマンスが、すべてを許してくれる

総合評価はこんな感じ。

ズバリ、コスパの鬼。カバーにフックアップしやすいことや、即掛けでなければ乗りにくいことを差し引いても完全一軍ジグと言える。

デビルジグ

相模湖のスーパーロコ、デビル平川こと平川征利氏プロデュースのデビルジグ。あまり目立たない感はありますが、わりと元祖。

デビルジグ

デビルジグ

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デビルジグのウェイトバリエーション

3.5g、4.5gという割り切りのいいラインナップ。パワーフィネスといえば、この2種さえあればいいでしょ。

ラバースカートが少なめなことと、フックがそこまで太軸じゃないこともあって、3.5g表記で約3.9

デビルジグのカラーバリエーション

残念ながら、視認性の悪いナチュラル系・アース系主体のラインナップ。派手目なトレーラーで視認性を高めれば、問題ないっちゃ問題ない。かな?

デビルジグの特徴

90度アイの特徴なのか、飛行姿勢はよく、特別アプローチしにくいとは感じないんだけど、回収にはやや手こずるというのが本音

植え付け数が少ないとはいえ、十分に強いガードがあるにも関わらず、カバーに引っかかりやすいヘッドがどうしても回収の邪魔をします

ファイン径のフックはフッキング率が非常に良好。その反面、曲がったり伸びたりというのはつきもの。ジグ自体の寿命は極めて短い感じがします

ワームキーパーは普通のワイヤータイプ。

ワイヤータイプのキーパー

ワイヤータイプのキーパー

それでいて定価620円とそこそこお高いもんだから、常用するにはコスパが悪い

ライト目なカバーで数が釣れる、なんてフィールドでは無類の強さ。他のスモラバと比べれば、かなりレーシングな製品と言えます。

ただし、とにかく脆いのでコスパは最悪と言っていい。

こんな豪華な箱に入ってるから高いんじゃねーのか?

こんな豪華な箱に入ってるから高いんじゃねーのか?

ゼロファイブタッガー

なんだかあまりO.S.PらしくないThis is 新製品スモラバ、ゼロファイブタッガー。ベイトフィネス、パワーフィネス両用に開発されていて、「適度なスリ抜けと誘いの間を与えられるスタック感を両立」なんてうたい文句を見ると、まるでどっちつかずな感じもする

ゼロファイブタッガー

ゼロファイブタッガー

ゼロファイブタッガーのウェイトバリエーション

2.7g、3.3g、4gと小さく刻んだ3ラインナップ。

他のスモラバに比べ、表記ウェイトと実ウェイトの差が大きく、3.3gでさえ実測4.8gもある。通常、表記ウェイト=ヘッドウェイトなので、スカートやフックを考慮すれば表記よりも重くなるのは理解できますが、こいつは異常に重い。2.7gでもいいかも。

ゼロファイブタッガーのカラーバリエーション

K.O.C.S. S34という視認性のいいチラシ寿司カラーが完備。何度も言いますが、これさえあればOKです

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ゼロファイブタッガーの特徴

ラバースカートが無駄に長く、アプローチ時に余計な枝に当たるなどして失速しやすい

デビルジグほどではないにしろ、ややスタックしやすいヘッド形状がどうしても回収時には引っかかる。しかもブラシガードも柔らかめで、めちゃ弱いっす。回収性の悪さに拍車がかかってる

ヘッドが中途半端にスタックしやすい

ヘッドが中途半端にスタックしやすい

フックはカメラバほどゲイプが狭くなく、フッキング性能は良好。十分な強さがあり、PE2号でも安心してガチアワセできる

ワームキーパーはワイヤーでもモノフィラでもなく、ジグヘッド部分から樹脂タングステンを伸ばした一体成型で、ホールド性は良くも悪くもない感じ。

昔ながらの何の特徴もないワームキーパー

昔ながらの何の特徴もないワームキーパー

2.7gは580円、それ以外は610円で、高くもなく安くもない、スタンダードな価格帯。

ジグ自体の完成度は高いんですが、ガチのパワーフィネスで使用するには回収性が心もとなく、おとなしくカバー際をベイトフィネスしていたほうがいいんじゃないか?と思います。というか、どちらにも使える汎用性の高さがウリなんですかね~。

プロズチューンデヴァイスハードガード

はい、きました。ラバージグの類ならとにかく安く買えて懐に優しいプロズファクトリーからもパワーフィネス用スモラバが登場

プロズチューンデヴァイスハードガード

プロズチューンデヴァイスハードガード

ハードガード仕様でないもの(プロズチューンデヴァイス)もありますが、こっちは正直言ってあまり使い道がありませんので、今回はハードガードのみレビューします。名前が長すぎるので以下PTD-HGと記載します。

PTD-HGのウェイトバリエーション

用途不明の1.8g、2.7gと、パワーフィネスにしっくりくる3.5g 4.5gをラインナップ。

3.5gの実測ウェイトは約4.3g

PTD-HGのカラーバリエーション

さすがゼロファイブタッガーと同様に最後発製品なだけあって、PTHG105花火という視認性のいいチラシ寿司カラーがあります。スカートのカラーだけでなく、ヘッドが白く塗られていたり、逆にブラシガードが透明だったり、なかなかいい感じですよ。

PTD-HGの特徴

パワーフィネスジグSSと同様に、短くカットされたラバースカートが全体のシルエットを小さくまとめ、スキマを縫うようなアプローチは得意

意図不明のコブラヘッドが枝にスタックしやすく、やや抜けにくいですが、ハードガードと言うだけあってブラシガードは真面目に強く、回収性は高いです。

デカめの太軸フックはフッキング性良好で、まったく曲がる気配がなくてやや大げさにアワセてもOK。これ、パワーフィネスの醍醐味ですからね。

ゼロファイブタッガーと同様、一体成型のワームキーパーは、塗装のせいでエッジが立っていないこともあってホールド性が一段と悪く、イモグラブのような塩多めの素材であればすぐにズレます

唯一の欠点とも言えるワームキーパー

唯一の欠点とも言えるワームキーパー

ただし定価は460円。パワーフィネスジグSSを上回る、他を寄せ付けない圧倒的なコスパが最大の魅力

色々と弱点はありますが、それらすべてを補って余りあるコストパフォーマンス。ロスト率の高いフィールドでは、大いに活躍してくれそうだ。

総括・最強スモラバはどれだ

というわけで、個人的な使用感から無理やり順位をつけてみました。

  1. パワーフィネスジグSS
  2. プロズチューンデヴァイスハードガード
  3. カメラバ

とりあえず1〜3位まではこんな感じ。あくまでも個人的な偏見に基づいた評価なので、デビルジグやゼロファイブタッガーが好きな人は気を悪くしないでくださいね!

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