ファクト67MHSTをバーサタイルフィネスに使ってみた

はじめに

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というわけで…

2018年1本目のロッドはHFAC-67MHST。フットボールスペシャルに!と思い購入したわけなんですが、実際のところどうなん?

青野ダム、琵琶湖、そして名前も知らない野池で振ってきましたので、気になる(?)使用感をインプレします。つっても魚掛けていないので、キャストと操作性のみです

底物用のロッドはリグごとに使用感がまったくと言っていいほど異なるので、僕がよく使うリグの具体例を挙げつつ書いていきますよ。

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実際に使ってみた

とりあえず、ものは試しにとセッティングを出してみたのがこのタックル。総重量10~14gのピッチングメインですが、20m程度の遠投(っていうのか?)も視野に入れた設定のつもりです。

ロッド:ファクト HFAC-67MHST
リール:16メタニウムMGL XG + KTFバーサタイルフィネススプール
ライン:シューター・FCスナイパー12lb

ブレーキ設定は遠心ブロックをすべてON、ダイアルを1~3の間で微調整しつつ。

ライトテキサス&テキサスリグ

いろんなワームをリグってキャスト、ピッチングともに試してみました。使用感をシンカーウェイト別にメモしています。

1/8oz(約3.5g)+ファットヤマセンコー3(約5.4g)

シンカーはお気に入りのバザーズワームシンカーTGバレット。フックはインフィニ#1をセット。使用頻度の高いライトテキサスの中でひときわフィネスなのがこのリグ。ベイトフィネスの領域とも考えられますが、飛距離を生かした対岸アシ際なんていう遠距離爆撃も可能なもんだからHFAC-511MHSTよりは長さのあるHFAC-67MHSTで扱いたいところ。

ちなみに3インチ以下のソフトベイトは(スモラバのトレーラーを除いて)滅多に使わないので、これだけのために#1サイズのフックを持ち歩かないといけない。でも真面目に釣れるので、仕方なく携行するキラーリグ。

総重量は9g程度ですが、サイドキャストでは風が吹いていようがお構いなしによく飛び、狙ったピンスポットへのプレゼンテーションが可能

ファットヤマセンコー3インチは自重がいっちょ前に5gもありますが、何の装飾もないスティックベイトなので、アクションの際にノー感じになりやすいのはイメージしやすいと思います。そのことがキャストにもやや影響して、テイクバックで曲げたロッドの戻りが異様に早い

これは40tカーボンプリプレグ採用でバット~ベリーがガチガチであることと、ティップしか曲がらないファクトシリーズ特有の現象ですね。

これがストロークを大きくとれるサイドキャストなら問題ないんですが、オーバーヘッドキャストではリリースポイントがほんの少しシビアになります。

リールのスペック的には総重量6g程度でもスプールの立ち上がりが遅れることなく、もっと軽いリグでも全然イケるんですが、ロッドの特性的にはこれ(総重量約9g)が使える下限かなと思います。

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1/8~3/16oz(約3.5)+キッカーバグ3.5(約5g)

普段はジグトレーラーとして使っていますが、試しにテキサスを組んでみました。

ワーム単体の自重はファットヤマセンコー3インチよりもわずかに軽く、やや抵抗も大きめなんですが、3.5gシンカーを入れた際のキャストはキッカーバグの方が決まります。

キッカーバグ3.5

キッカーバグ3.5

というのはキッカーバグ3.5の方がテイクバックで曲がったロッドの戻りがやや遅く、リリースポイントがいい加減でもまっすぐ飛んでいくって感じです。これはめちゃくちゃ意外でした。参考までに。

1/8~3/16oz(約3.5~5.3g)+エスケープツイン(約11.6g)

シンカーはバザーズワームシンカーTGバレット。フックはダブルエッジ3/0をセット。水押し強めのド定番ホッグ系ソフトベイト・エスケープツインをHFAC-67MHSTで使うなら1/8~3/16oz(約3.5~5.3g)程度のシンカーがおすすめ。1/4oz(約7g)を超えるシンカーだともたれる感じがして、シャープに振りぬけません

エスケープツインに限ったことではありませんが、4インチを超えるホッグ系・クロー系ワームは自重が10gを超えることがほとんど。このクラスではシンカーを含むリグ総重量を5/8oz(約18g)までに抑えないと、キャストに関してはさすがにソリッドティップのHFAC-67MHSTでは快適とは言えなくなってきます

1/4oz(約7g)を超えるシンカーを使うのであればどうせそこそこのカバーを撃つんだから、操作性・キャッチ率ともに鑑みてHFAC-70HSTが快適です。

ファクトHFAC-70HSTインプレ、テキサススペシャル

ちなみにキッカーバグ4.5インチも自重がほとんど同じで、ライテキのお供にイイと思います。

1/8~3/16oz(約3.5~5.3g)+フリップコギル3.6(約12.4g)

シンカーはバザーズワームシンカーTGバレット。フックはダブルエッジ3/0をセット。スパイラルフォールで食わせるフラット系ワームではブルフラット3.8インチが有名ですが、まったく手に入らないのでフリップコギルを使います。本当はブルフラットが使いたいんですけどね。どうなってんだ?いい加減にしろ!

つってもフリップコギルも手に入りにくいですね。

着底後のアクションが望めないフラット系なので、カバーへ落とす→食ってこなければ2~3回リフト&フォール→ピックアップという流れがベース。

だから基本はヘビークラスのロッドで、ボートからピッチングを主体に打っていくスタイルにハマるんですが、それがおかっぱりともなれば話は別。

カバーが近い&薄いのであれば1/8ozスタートのピッチング、遠距離射撃が必要なフィールドではただでさえキャスト性能の低いフラット系なので、3/16oz以上は欲しいところです。だって自重のわりにマジで飛ばねーんだもん。

自重もそこそこあるが、扁平なだけあって投げにくい

自重もそこそこあるが、扁平なだけあって投げにくい

いずれの場合もロッドのパワー、長さともにワンランク上のものが適している気もするので、HFAC-70HSTの領域かもしれません。

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フットボールジグ

ライテキもそうなんだけど、HFAC-67MHSTの最も得意とする分野がこれ。フットボールをチャカチャカやって思った通りに動かしたいから買ったようなもんです。

ボートはもちろん、おかっぱりでもフットボールで釣りまくるのが2018年のテーマで、そのために手に入れたのがHFAC-67MHST。

ファクトHFAC-511MHSTだと重い。フルチューブラーのビゴーレGVGC-611MHだと動かし過ぎる。だからHFAC-67MHST!っていうストーリーなんですよ。

モデル2 3/8oz(約11g)+スカルピン3.5

TGブローが手に入んねー。だったらこれだろってことで僕が溺愛しているのがケイテックラバージグモデル2。TGブローとの違いは焼結タングステンか、樹脂タンか。つまりヘッドの大きさが異なるのでフォールスピードがわずかに違うんですが、その他アクションなどはほとんど変わりません。

モデル2はスイミングにもイケてるんですが、この組み合わせで釣りたいのは当然ボトム。岩盤系フラットだけでなく、砂利底、砂泥底までいろいろ試しています。

2/0サイズのフックは3~4インチ程度のトレーラーと相性がよく、スカルピン3.5のほかにはキッカーバグ3.5、ドライブクロー3~4、スイングインパクト3.5~4、スイングインパクトファット3.3、などなどがウルトラフィット。自重にすると5g前後ですかね。

スカルピンは約4.3g

スカルピンは約4.3g

おかっぱりでは深場から浅場へ回収する都合上、根掛かりのリスクがあらゆるルアーの中でぶっちぎりに高いので、届くのであれば対岸のシャローに打って深場へ落としていく、もしくは岸と並行に近い方向へキャストして、ヨコに引いてくるような使い方をします。

なので飛距離はもちろん、コントロールが効くウェイトが肝心なのですが、そこはやっぱり3/8ozがロッド的には最適。曲がりにくいベリーにもしっかりウェイトが乗り、それでいてモタつきを感じないベストな重さだと思います。

ちなみにモデル2には3/8ozのほかに1/4oz(約7g)、5/16(約9g)、1/2oz(約14g)のラインナップがありますが、スカルピンをトレーラーにする場合はどれでも問題なく使えます。

アクションのスピードはジグが軽いほど遅く、重いほど早くなるので、3/8ozを基準に上下を揃えておくといいんじゃないですかね。

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ノーシンカーリグ

ライテキやフットボールジグなど、底物縛りで釣りをすることは精神衛生上非常に悪く、つい先日の釣行では頭痛と吐き気に襲われました。わりとマジで。

巻き物用のタックルを別途用意すれば済む話ですが、あくまでもHFAC-67MHST1本で戦いたい!なんて時におすすめできるのが高比重ソフトベイトのノーシンカーリグ。気分転換になります。

スイングインパクトファット4.8

自重約12.8gの高比重ケイテックマテリアルで釣れて仕方がないシャッドテール。ノーシンカーでも余裕でロッドを曲げられるためよく飛ぶし、スキッピングしやすいファットなボディは低慣性のKTFバーサタイルフィネススプールと相性◎。どこまでもスキップしていく

キロフックワーム17の4/0サイズがぴったり。テキサスでは(僕は)使用しないフックサイズだからこそ、ファットイカと兼用できることが重要なポイント

ファットイカ

自重は11g前後でややバラツキがある。バックスライド系ぶっ飛びワームの元祖で、MHクラスのベイトタックル1本で釣り歩きたいときに重宝する必携アイテム。HFAC-67MHSTとKTFバーサタイルフィネススプールのコンボでも当然よく飛ぶ。

カバー撃ちからズル引きなどボトムコンタクト系の釣りでも活躍するんですが、HFAC-67MHSTならカリカリの感度を生かした次元の違うズル引きが可能。ファットイカのケツがボトムをこする感覚さえ十分に反響するし、沈み物にはソリッドティップが適度に引っ掛けてくれる。

意外なところで、ライテキ・フットボールに匹敵するスペシャリティーを感じたのがファットイカのズル引きメソッド。これは多用することになりそうだ。

まとめ

まだまとめるには早いですが、総重量9~17g程度という、個人的に使用頻度の高いリグはキャスト性・操作性ともによく、扱いやすいですね。

ボート、おかっぱりともに接近戦が主体でピッチングしかしないよって人にはリグウェイトの下限、上限ともにまだまだ余力があって、総重量7~21gぐらいまで1本でこなせるんじゃないかな…。

と思いつつ、僕の場合はファットヤマセンコー3インチの1/8ozライテキから3/8ozフットボールジグ+トレーラーという総重量9~16g程度のリグに使うことになりそうです。

それ以下はHFAC-511MHSTのベイトフィネス、それ以上は追加で購入したHFAC-70HSTがとてもいい仕事をしそうなので、それぞれのタックルに無理をさせずに済みます。

これからどんどん使い込んでいこうと思っているので、続けてインプレしていきますよ!よろしく!

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