ベイトロッドのリールシートについて

はじめに

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というわけで…

ロッドを購入する際に気にするのは、まずブランク=アクション(テーパー)、パワー、自重、品質…は当然として、ガイドシステムがその次ぐらいですかね。

ワォ!チタンフレームトルザイトリングKガイド!だとか、ワォ!マイクロガイドシステム!だとか、やっぱり好みのガイドがついていてほしいものですよね。

で、僕の場合、ブランクOK!ガイドOK!ときてその次に重要視するのがリールシート。いや、いくらブランクやガイドが好みだったとしても、リールシートが自分に合っていないと結局買わないので、最重要と言ってもいいかも…。

それぐらい、リールシートの種類を気にしてしまいます。みなさんの好きなリールシートは何ですか?

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ベイトロッドのリールシート

リールシートの形状が気になるのは、やっぱりスピニングロッドよりもベイトロッド。乗せるリールによって大きくパーミング性が変わってくるし、釣りのスタイルによっても向き不向きがありそう。

何よりも、自分の手になじむかどうかが肝心だし、合ってないものは靴擦れにも似たリールシート擦れを引き起こします。

PTSリールシート

富士工業製リールシートの中では最新のパーミングトリガーシート。ベイトフィネス向けにトリガーを短くしたPMTSなんてのもあります。

最近、本当に増えた印象がありますが、まったくもって何がイイのかわかりません。現在シャロークランク専用に使用しているロッド、ビゴーレGVGC-68MLにはこのリールシートがついていますし、ほかにも数本PTS仕様のロッドを所有していますが、パーミングしているだけでイラつきます。なぜなのか?

個人的にかなり苦手なPTS

個人的にかなり苦手なPTS

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ロープロファイル向けデザイン

ベイトリールの大半はロープロです。ロープロはロープロでも一昔前のロープロとはレベルが違う。ますますロープロ化が進んでいて、ベイトフィネスリールはもちろん、34mm径のスプールを搭載したバーサタイルな奴でさえ極薄。このリールの進化について文句は何一つありません。ロープロ化大歓迎っす。

しかしそんなロープロファイルなリールのために、いらぬ進化をしてしまったのがPTS。せり出したギアボックスとリールシートの段差を最小限にすることで、真面目に握り込みやすくなりましたが、逆に丸型リールとの相性どうなん?と疑問に感じます。

つっても僕が使っている丸形は主に15カルカッタコンクエスト101HG。ロープロ並みにせり出したギアボックスと小型のパーミングカップが特徴的で、純粋な丸形ってわけじゃないんですが、それでもなんだか握っていて違和感。扁平なリールシートが薄すぎて、どうもフィットしない感じがします。

時々16アルデバランBFSを乗せてスモールプラッキングをやる(文字通り、スモールマウスをプラッキングで釣る)んですが、そうするとPTSのフィット感がたまらないんですけどね。リールの形状に依存し過ぎている気がします。

にもかかわらず!ロードランナーのハードベイトスペシャルは全部PTS。LTTもPTSだったな…。田辺哲男氏といえばコンクエスト、それも完全丸形の旧コンクとDCですが、知らぬ間にPTSを採用しているから驚きました。

とにかく個人的にはあまり好きになれないPTSリールシート。LUXXEイフリートもPTSじゃなければ買う。そういうレベル。

ACSリールシート

PTS登場以前に一世を風靡したオフセットトリガーが特徴的なアキュラシーキャスティングシート、ことACSリールシート。どこがどうオフセットなんだよって話ですけど、トリガー位置が他のリールシートに比べ前方へせり出しています。

これがために当然といえば当然なんですが、丸形をはじめとした大きめの、特にケツのデカいリールには不向きだと言われたりしていて、やや好みが分かれるよう。トリガー自体も太くて、長時間がっつりパーミングしていると指の間が裂けそうになります。

極端に賛否の別れるACS

極端に賛否の別れるACS

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ベイトフィネスにおすすめ

でも極端に小さく軽いリールに限ってはより深く握り込むことだってできるし、それとは逆に1フィンガーや2フィンガーの浅いグリップで通すような釣りが快適なことから、僕はベイトフィネスにはACSを好んで使っています。

ブランクタッチ方式は一昔前のスタンダードであるECSでも採用されているのでもはや当たり前ですが、ECSがトリガー前方すぐの部分がブランキングされているのに対し、ACSはよりバットに近い位置がブランキングされていて好印象でもあります。3フィンガーの場合は中指が、2フィンガーの場合は人差し指がブランクタッチすることになります。

ぶっちゃけそれで感度が上がるのかっていうと気持ちの問題ですが、富士工業製のリールシートの中では一番フィネスな印象が強いですね。

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ECSリールシート

デビューはずいぶん前になりますが、今になって再評価されまくっている元祖ブランクタッチリールシート。

どこからどう見ても特徴のないスタンダードなフォルム。目立った特徴もありませんが、どんなリールを乗せても無難に握りやすいというのが最大のメリットじゃないでしょうか。ウルトラフィットするリールも特にありませんが、大体丸く収まります。

まさにスタンダードと呼ぶにふさわしいECS

まさにスタンダードと呼ぶにふさわしいECS

これこそがスタンダード

コレの良さに気づいたのは2016年にワイルドサイドWSC65MH、フロッグゲームスペシャルを購入して、ひと夏の間フロッグ三昧した結果。

ACSは論外として、PTSや大昔スタンダードだったTCSと比べても圧倒的に薄いトリガーがグリップの邪魔にならず、手首を使ったアクションが非常に快適でした。

リールはシマノミドルクラスのデファクトスタンダードと言ってもいい16メタニウムMGL。ロープロはロープロなんだけど尻周りにボリュームが集中していて、握り込むと案外デカいことに気づくんですが、ECSの薄さが見事にハマってウルトラフィットします。

つーことはジリオンやクロナークの系統もおそらく同じでしょう。これが贅肉を落としきったスティーズSV TWなんかになるとまた印象は違うのかもしれませんが、一般的な34mm径スプールのベイトリールにはECSが最適解だと思います。

まとめ

富士工業製ではないリールシートもわずかにあるにしろ、個人的にはベイトフィネスにはACS、その他にはECSというのが結論。なんじゃこりゃ!と言えるほど素晴らしいリールシートの登場にも期待はしていますが、今のところ、このふたつがあれば不自由はしそうにありませんね~。

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