19ヴァンキッシュインプレ、2500SHGを思わず2台導入!

はじめに

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というわけで…

時を遡ること5月、19ヴァンキッシュ2500SHGを2台購入しました

19ヴァンキッシュ2500SHGは何台あってもいい

19ヴァンキッシュ2500SHGは何台あってもいい

すでにメインタックルとしてヘビーに使用しているんですが…このリール、めちゃくちゃ実用的で驚いています。

2019年の新製品の中では「ブッチギリで使えるリール」って感じです。

というわけで、発売前に書いた無意味な記事に引き続き、今回はちゃんと所有&使用したうえで感じたことを書いていきますよ。

前段はゴタクをダラダラ書いているだけなので、適当に読み飛ばしてください。
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ヴァンキッシュというシリーズについて思うこと(読み飛ばし推奨!)

僕はこれまで12ヴァンキッシュ→16ヴァンキッシュ(17ヴァンキッシュFW)→19ヴァンキッシュと歴代モデルをそれぞれ同時に2台以上、バス釣りで使用してきました。

ひとつ前の16ヴァンキッシュに関しては特にお気に入りだったので、最終的には17ヴァンキッシュFWも合わせて3台採用していたぐらいです。

ヴァンキッシュ三連星

ヴァンキッシュ三連星

あまりに使用感のかけ離れたリールを併用するのが好きではないので、そもそも同じリールを複数台導入するクセがあります。ベイトリールだと、16メタニウムMGL XGは3台使っています。

そんな歴代ヴァンキッシュを好んで使用してきた理由はズバリ2つ。買いやすい安さと、扱いやすい軽さです。

安くて軽い?シリーズコンセプト

他のリールと比較して、決して安いわけではないんですが、(価格的)上位グレードのステラやイグジストとの性能差や実用性を考えると、実に安いと言い切れるヴァンキッシュシリーズ。

つまり、相当なコスパを有するシリーズです。

というのも、数あるスピニングリールのうち、「本当に軽いモノ」ってのはそもそも安く買えません。

「本当に軽い」というのは、自重はもちろんのことながら巻き心地だったり、ローターの立ち上がりだったり、軽量なリールを扱う上で「軽くあってほしい項目」のすべてが軽いという意味です。

自重だけが軽くても、いざ使ってみるとオモチャみたいにチャチかったり、巻き感がヘビーだったり、ドラグの滑り出しがぎこちないリールだと、とても実用的とは言えないですよね。

ところが、軽さに対して剛性感や質感といった項目は、基本的にはトレードオフの概念なので両立が難しく、むしろスピニングリールはこれらを高次元で両立することでしか進化できないと言ってもいいと思います。

軽いだけじゃ嫌!剛性感や質感も重視

じゃあ軽さに対してトレードオフになりがちな各項目を高次元で両立したリールってどれだけあるのよ?ってことなんですが、ダイワ、シマノ両メーカーのハイエンドがそれにあたるんじゃないでしょうか。両立できてるからハイエンドなんです。

19ヴァンキッシュももちろん、そのうちのひとつです。

A群
  • シマノ18ステラ
  • ダイワ19セルテート
B群
  • ダイワ18イグジスト
  • シマノ19ヴァンキッシュ

さて、あえてメーカー別でなくA群、B群と分けて記載しました。

どちらも「軽さ」と「剛性感や質感」をいい具合に両立したリールなんですが、A群はより「剛性感や質感」を、B群はより「軽さ」をフィーチャーした方向性なのは周知の事実

よく、重くて頑丈なステラと軽くてチープなヴァンキッシュのような構図で語る人がいますが、それは間違いです。

ステラはヴァンキッシュほどではないにしろ、スピニングリール全体の中ではむしろ軽い部類だし、ヴァンキッシュはステラほどではないにしろ、むしろタフな部類。セルテートとイグジストに関しても同様の関係にあります。

乱暴な言い方ですが、上の4機種の中から選択すればバス釣りで困ることはないです。

あとはそれぞれの方向性の違いをどう捉えるのかなんですが、「ぶっちゃけ、最上級の剛性感や質感はあるに越したことがないけどバスごときにはオーバースペックだな!」と感じる人なら、より実用的かつ違いの分かりやすい「軽さ」をフィーチャーしたイグジストかヴァンキッシュの二択が正解だと思います。

バス釣りを専門にやる人なら、こういう風に考える人の方が多いんじゃないでしょうか。

で、さて買うか!と思って値札を見ると、18イグジストはダイワのフラッグシップなだけあって実売7万円前後。18ステラよりも高いんですよ。

かたや19ヴァンキなら途端に買いやすい実売価格4万円台。突然お買い得感があふれ出す。

ヴァンキッシュも一応フラッグシップではあるんですが、それは「クイックレスポンスシリーズ」というシマノ独自のカテゴリでの話。

方向性の異なる「コアソリッドシリーズ」のフラッグシップ、18ステラがスピニングリールカテゴリ全体の頂点という位置づけなので、ヴァンキッシュはあくまでもセカンドグレードというわけ。本当にラッキーでした。

ダイワはシマノとはほとんど逆の発想で、軽量リールのイグジストが全体の頂点。タフコンセプトのセルテートがセカンドグレードです。

19ヴァンキッシュ2500SHG

というわけで、購入したのはバス釣り、とくにライトリグを用いたフィネス・ワーミングにもっとも向いていそうな2500SHG×2台

これまで、シマノのスピニングリールではC3000XG(2500番サイズのボディーで最速巻上)を買って、スプールを2500Sにして、ハンドルノブをI型にして、ウルトラハイスピードな2500SXGを作ったりもしましたが、

今回は「吊るし(=購入したままの状態)」で満足です。スプールだけは変えますけどね。

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ステラと同等の技術特性?

前作の16ヴァンキッシュから大きくアップデートされた技術特性。

そもそもロングストロークスプールをはじめ、ONLY FOR STELLAだった機能がこのシリーズにまで実装されたのは、「純粋にバス釣りがしたいだけの人は無理せず19ヴァンキッシュを買ってください」というメッセージでしょう。

他にもステラと同等の(と聞こえるが実際にはダウングレードされた)チューンが施されています。

購入前インプレを書いていたのでスペックや搭載技術に関する詳細は関連記事、

19ヴァンキッシュ登場で、すべてのリールがゴミ化するのか

またはシマノ公式ホームページを参照していただければと思います。

でもそれだけだと「19ヴァンキッシュは18ステラよりもスゴイ!」なんて勘違いしがち。全然違うんですが、これはカタログスペックだけでは判断できない部分です。

このことについて詳しく書くのは面倒なので、おすすめのブログリンクを貼っておきます。

リールのインプレ記事はすごく参考になります。

バス釣り用リールの決定版

ステラはステラでバス釣りの道具としてもいいリールですが、上でも書いた通り、持ち前の耐久性や剛性感・質感を生かすなら、バス釣りではなくほかの釣りに使った方がいいかもしれません。

実用面で19ヴァンキッシュを凌ぐリールとなれば、よっぽどのことがない限り登場しないと思います。

ダイワにはイグジストがありますが、すでに書いたように価格面で大きなハンディキャップを背負っており、実際には真剣勝負できる明確な対抗馬が不在という現状。

もうバスだけやるならこれで揃えたらいいじゃんってのが結論です。

さて、前置きが長くなりましたが、重要なのは実際に使ってみてどうなのか。個人的に感じたことを書いていきます。

実釣セッティング

まずは使用したセッティングをメモしておきます。

ちなみに19ヴァンキッシュを2台購入して以来ボートでしか釣りをしていないので、このインプレはあくまでもボート釣り向けかもしれません。つっても最近はボートでも太めのラインを巻いているので、おかっぱりでも同じセッティングで使うつもりです。

ついに実践投入だ!

ついに実践投入だ!

とりあえず、2019年5~7月は下記セッティングで使用しました。

1台目の2500SHG

スプール
夢屋カスタムスプール2500F3スプール(コンプレックスカラー)
ライン
フロロカーボン4lb
使用ルアー
  • スモラバ1.3~1.8g
    トレーラーは2.8インチクラス
  • ネコリグ0.4~0.9g
    ワームはHP3D-Wacky4.3がメイン

ガレ場などスタック面での使用頻度が高く、またビシっとアワセることが多いスモラバやネコリグには4lbを使うことにしました。そもそも飛ばない&ディープで使用しないことから、F3スプールに75m前後ストックするのがイイ感じ。

2台目の2500SHG

ロッド
ファクトHFAS-61ULST
スプール
夢屋14ステラ2500F3スプール
ライン
フロロカーボン3lb
使用ルアー
  • トゥイッチングベイト
    ラストエース75のNSとか
  • I字系ノーシンカー
    主にフォロースティック3.2
  • ワッキー系リグ
    4~5インチクラスのクローラー系
  • ジグヘッドリグのボトコン
    スカルピン2.6~3.5、ドライブスティック3

超軽量ノーシンカーリグと、できる限りボートポジションを着水点から離したいワッキー系リグはガイド抜けのいい3lb。

ディープでのボトコンにも使います。(←これは4lbの方がいいかも…。)

4lbはフロロリミテッドですが、こいつには可能な限り低伸度フロロを巻きたいのでバニッシュ・レボリューション。これもフロロリミテッド並みに高級なフロロラインですが、3lbだけトライアルプライスということでかなり安いのも魅力。

ところで、スプールのセッティングに注目。

実は僕的に最大のトピックスなのであとで改めて書きますが、19ヴァンキッシュはロングストロークスプール化したことで、なんと14ステラや18ステラのスプールと互換性があります。

ドラグノブのサイズまで同じなので、過去に買いまくってホコリを被っていた替えスプールが何の工夫もなく使いまわせるのはスゴイ利点。これは声を大にして言いたい!

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公称自重165gは次世代のスタンダード

歴代ヴァンキッシュ最大の特徴である「軽さ」。19ヴァンキッシュ2500SHGは、同番手の旧モデル(180g)を遥かにしのぐ165g!

これに対し、「2500番台にしては軽すぎる」「タックルバランスが悪くなる」などを理由に不買運動をするブロガーや、16ヴァンキッシュageを唱える不届き者がいますが、僕的には「まったく問題ない、むしろベスト」だと思っています。

これまで取り回しの良さを理由に、本来はエリアトラウトやアジングで使うべき17ヴァンキッシュFW1000SHG(160g)をバス釣りに使用してきましたが、ほぼ同じ感覚で2500番台が振れるというのは革命的です。

2500番よりも小さいリールをバス釣りに使うのはあまり一般的ではないかもしれませんが、僕は肯定派です肯定派でした

実際に1000番を使用していたんですが、19ヴァンキッシュの登場でメリットが消し飛んでしまった感覚です。

いまいち意味不明なウルトラフィネス

17ヴァンキッシュFW1000SHGインプレ、これはバス釣りで使えるぞ!

ちなみに18イグジストの場合、ほぼ同番手にあたるのはFC(フィネスカスタム)モデルのLT2500S-CXHで、こいつが160g。バス釣り用軽量スピニングリールは、今後160g台が常識化するでしょうね~。

巻き出しの軽さと低慣性

ローターの軽さとしっかり噛み合った内部構造によって、巻き出しの軽さは群を抜いています。

当然ですが、16ヴァンキッシュ2500HGSと比較してもはるかに軽快だし、16ヴァンキッシュC2000HGSや17ヴァンキッシュFW1000SHGのような小型の番手よりも立ち上がりが早い感じがします。

それに伴ってローターの回転慣性も小型番手並みに低いので、ストップ感が強く、必要以上に動かしたくないフィネスな釣り全般にフィット。ハンドルを放した途端にローターがダラダラ回ってしまうなんてことはもうありません。

自重の軽さも大したものですが、16ヴァンキッシュから特にブラッシュアップされたのはこの項目かもしれません。

半プラボディーにみなぎる剛性感

19ヴァンキッシュにはカーボン強化樹脂「CI4+」がふんだんに採用されています。

ローターやハンドルはもちろん、ボディーも半分はCI4+。つまり半プラボディー。これを敬遠する人もいますが、僕はまったく気にしません。はっきり言って必要十分。

個人的にはバス釣り用リールは全部強化樹脂でもOKです。たぶん。

モンスター級の魚はまだ掛けていないのですが、45~50cm程度のバスであればドラグを利かせる限りまったく不安を感じません。

16ヴァンキッシュと比較して、大幅に軽量化されたのは強化樹脂の採用範囲が拡大された影響が大きいと思います。それが剛性面にどれだけ影響を与えているのか?不明ですが、使用上の問題が出るほどではないはず。
このぐらいの魚はたくさん釣りました

このぐらいの魚はたくさん釣りました

ライトライン使用ではビクともしない

4lbクラスまでの一般的なフィネスに使用する場合は、そもそもオーバースペックと言っていいほどの剛性感があります。実用的なドラグ設定で運用する限り、ビクともしません。

ちなみに僕は、4lbクラスで初期1200g~ファイト時800g程度、3lbクラスで常時600g程度のドラグを掛けます。

他の人の設定を知らないので断言はできませんが、たぶんこれって結構キツ目だと思います。800gというのは、よほど質量のある魚が走らない限りズルズルとは滑りません。

ロッド(HFAS-61ULST)が強めなので800g掛けても何ともないですが、一般的なULクラスだとちょっと怖いかもしれません。(HFAS-61ULSTはウルトラライト表記ですが、ウルトラライトなのはティップだけでベリー~バットにかけてはバチバチに硬いロッドです。)

メインラインが呑まれやすいダウンショットは別タックル(HFAS-64XULST+18ステラ2500SHG)で使っていますが、これはさすがに3lbに対して常時500g程度の設定です。これも強めだとは思いますけど…。

少なくともフロロカーボンラインの4lbクラスまでを使用する前提なら、ドラグをロックでもしない限り(ベールはともかくとして)ボディが歪むほどの負荷はかかりません。ロックしたとしても、先にラインが切れますしね。

ベールも1200g程度の負荷であれば、わずかにたわむかな?ぐらい。これは19ヴァンキッシュのようなCI4+製のベールだけでなく、ステラでさえ同じようにたわみます。

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5~6lbクラスやPEラインなら無理のないドラグ設定を

これが汎用性の高い5lbクラスや琵琶湖基準にあたる6lbクラスのライン、0.6号以上のPEラインになると、ちょっと話は別かもしれません。というのも、普通に使っている分には問題ありませんが…。

デフォルトで取り付けられている2500番のスプールなら実用ドラグ力が2.5kgなので、普通に締め込んでもせいぜいその前後までしか効きません。

おまけに滑り出しのいいフェルトワッシャーが入っているので、ボディが歪むほどの負荷がかかる前にドラグが滑ります。

そもそもフロロ5lb~6lbクラスでそこまで締め込むことはないと思いますが、締めたとしても1500g程度までが無難かな~とは思います。

とは言え1500gでもベールはかなりたわむので、目に見えて負荷がかかっています。

この時に無理してリーリングすると破損や巻き心地の悪化などリスクがあるかもしれませんが、そもそもそんな状況ではローターが回らないので巻かなければ問題ないと思います。

強化樹脂とそれに含まれるカーボン繊維は靭性が高いので、つぶれや捻じれに対しては結構強いです。

問題は歪んだりたわんだりしている状態=ギアなどパーツの噛み合いが悪い可能性があるということ。

ここで無理をさせてしまうと具合が悪くなるかもしれません。

替えスプールによるドラグ力の違いに注意

あまりないことだとは思いますが、自分の身に起きたことなのでシェアしておきます。(自分がマヌケだっただけですが。)

2500番の19ヴァンキッシュには、2500番とC3000番のスプールが取り付け可能です。シマノ公式による分類では、「S-20」という型式のスプールなんですが、実はこれが色々と厄介。

2019年8月現在、S-20が取り付けられる機種は14ステラ、18ステラ、19ヴァンキッシュ、19ストラディックの4シリーズに属する、2500番台~3000番台なんですが、実はシリーズと番手、さらには替えスプールの種類によってドラグの効きが全然違うんです。

シリーズ 番手 実用ドラグ(kg)
18ステラ 2500S 2.5
2500SHG
C3000 6
C3000SDH
C3000SDHHG
C3000XG
C3000MHG
3000MHG
夢屋18ステラスプール 2500F3 2.5
2500F4
2500F6
2500PE0815 6
2500PE0820
2500PE1215
19ヴァンキッシュ 2500S 2.5
2500SHG
C3000 3.5
C3000SDH
C3000SDHHG
C3000XG
C3000MHG
3000MHG
夢屋カスタムスプール(コンプレックスカラー) 2500F3 2.5
2500F4
2500F6
夢屋カスタムスプール(セフィアカラー) 2500PE0815 3.5
2500PE0820
19ストラディック 2500S 2.5
2500SHG
C3000 3.5
C3000HG
C3000XG
3000MHG

C3000番台や3000番台に付属のスプールと、PEライン向けのカスタムスプールは、2500番サイズと互換性があるんですがそもそもドラグが強いです。

しかもステラ用とその他では実用6kgに対し3.5kgと、なぜか強い中でも表記上の差があります。

実際それぞれを締め込んでみると、確かに誰にでもわかるレベルで違いを感じます。これは「いつもの感覚」でいい加減に設定していると、知らぬ間にガチロックしてしまう可能性がありますね。

ま、そんなに頻繁には起こらないことだとは思いますが、一応注意しようと思いました。

最大のトピックはステラとのスプール互換

正直、耐久性は長期間使い込んでみないとわかりませんが、これまでのところ軽くて剛性感十分ということまではわかりました。

それはそうとして、セッティングのところで触れたように、僕個人にとって最大のインパクトだったのがロングストロークスプールの搭載によってステラのスプールが使用できるようになった点です。

同じことで喜んでいる人は少ないかもしれませんが、僕にとってはこれが最大のトピックです。

こうして変えスプールごとに違うラインを巻いておけばリールをたくさん持っている気になれる

こうして変えスプールごとに違うラインを巻いておけばリールをたくさん持っている気になれる

ロングストローク化万歳

ステラはとても汎用性の高いリールなので、僕は2500番ボディ2台(2500SHGとC3000XG)をいろんな釣りに使います。ある時はPEラインを巻いて琵琶湖で使ったり、ソルトルアーで使ったり、ある時はフロロ3lb、5lb、6lb…。

そういう運用をしていると、いちいちラインを巻き替えるのが面倒だし、そもそも「下巻きをしない主義」なので巻くラインの太さと量に合わせたスプールが必要になってきます。

そういうアホなことをやっていていつの間にやら増えに増えたスプールがこちら。14ステラ2500F3スプール、18ステラ2500F3スプール、18ステラ2500F6スプール、18ステラ2500PE0815スプールと、ステラ用だけでこんなに買っちゃいました。(そのうえデフォのスプールもあるわけです。)

どうせ一度に使用できるのはひとつだけなので、あとは遊ばせている状態…だったんですが、今回ステラ用スプールが19ヴァンキッシュに、それも何の工夫もなく取り付けられるという革命が起きました

07ステラや10ステラもロングストロークスプールですが、ドラグノブごと移植しないと19ヴァンキッシュには乗りません。

ドラグノブの形状も含めて完全に互換性があるのは14ステラ、18ステラ、19ヴァンキッシュ、19ストラディックだけです。

ステラ用スプールを取り付けると…

よく「ステラだから獲れた」だのなんだのと言われ、高い評価を受けているステラのドラグ。

19ヴァンキッシュのスプールにも同等のドラグが搭載されているはずですが、確かに滑り出しの滑らかさやジリジリと踏ん張りつつ出る我慢強さ、調整のしやすさはステラが一歩リードしているようにも感じます。(感覚ですが。)

実際14ステラと16ヴァンキッシュは明らかに違いました。それが何に起因しているのかは、わかりませんけどね。

18ステラと19ヴァンキッシュのスプールをそれぞれ分解してみても、構造上の違いは見られませんでした。

でもなんとなく、ステラの方がイイ気がする…。なんで?

3lb以下の細糸を使う場合はとくに、なんとなく安心感のあるステラを使います。すでに書いた通り、DS用のタックルがそうでした。

このアップデートのおかげで、そんなステラのドラグが19ヴァンキッシュで使えるわけです。見た目はチグハグで絶妙にダサいのですが、腐りかけていた資産を有効活用できるのはとてもありがたいですね。

数あるスプールの中でも18ステラ2500F3スプールを買ったことで一生使われないはずだった14ステラ2500F3スプールが使用できるようになったのが大きいです。

まあ、キンクロの配色に惹かれて今年発売された2500F3スプール(コンプレックスカラー)も買ってしまいましたが…。

まとめ

酷評してしまった19アンタレスHGとは反対に、褒める部分しか見つからなかった19ヴァンキッシュ2500SHG。

僕の場合はやや特殊な事情が絡んでいるんですが、それも考慮しつつ、こんな人におすすめしたいと思います。

  1. フィネス用リールの決定版を複数台、できるだけ安く揃えたい人
  2. いくら軽くても小型番手は嫌!2500番サイズにこだわりたい人
  3. ステラ用ロングストロークスプールを有効活用したい人←HOT!!
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