これぞバス釣り専用番手、18ステラC2500SHGのインプレ

はじめに

YouTubeチャンネルあります。

応援してくれる人は、ただちにチャンネル登録してください。とても励みになります。

Twitterとも連動しているんで、こっちもフォローしてください。お願いします。

というわけで…

以前19ヴァンキッシュ2500SHGを2台導入して浮かれ切っている様子を書き綴りました。

これさえあれば、もうスピニングリールはいらない!なんて思っていたんですよ。

19ヴァンキッシュ2500SHGは何台あってもいい

19ヴァンキッシュインプレ、2500SHGを思わず2台導入!

ところが2019年秋、日吉ダムでブチのめされたのを最後にバス釣り熱がすっかり冷めてしまい、そのままシーズンオフ。

バス釣りをやらないかわりにネットショッピングに精を出していると、いつの間にか18ステラを2台も追加購入してしまっていました。

スポンサーリンク

18ステラC2500SHG

買い足したのはC2000SHGC2500SHG。いずれもバス釣りで使ってやろうと思っています。

今回の記事では、あくまでもC2500SHGの紹介です。C2000SHGについてはまた別の機会に。

すでに2500SHG、C3000XGを持っているんですが、C3000XGはパワーフィネスに飽きて以来、ソルト専用に隠居させました。

トチ狂って2台買ってしまった19ヴァンキッシュSHGも当然使いますが、ボートに積むスピニングタックルはせいぜい3本。

今後、出番は減りそーです。

というのも、実はヴァンキッシュに対するネガがないわけでもないんですよね。

19ヴァンキに対するネガが浮上

浮かれて書いた記事でもお伝えした通り、19ヴァンキッシュというリールはハッキリ言って完全無欠に近いバス釣り用スピニングリールだと思います。

購入したのが2019年の5月なので、それほど長く使い込んだわけではないのですが、あらゆるシチュエーションで文句なく最高のパフォーマンスを発揮できるリールだと感じています。

このぐらいの魚はたくさん釣りました

このぐらいの魚はたくさん釣りました

でもさ、そんな最高のパフォーマンス、シロウトの僕たちにとって本当に必要か?

トーナメンターが勝つための道具って感じがしますね。

なんつーわかりにくい表現。頼む、察して。
スポンサーリンク

軽すぎはNGなんだな

軽いは正義。心底そう思っていました。

特にフィネス系の釣りをする場合、ノー感じになりがちなリグの操作性はタックル全体の軽さに依存しています。

むかし、14ステラ2500HGS(220g)を16ヴァンキッシュ2500HGS(180g)に置き換えたとき、あまりの使いやすさに衝撃を受けたのを覚えています。

16ヴァンキッシュ2500HGS

16ヴァンキッシュ2500HGS

より軽さを追求して1000番台の激軽スピニングリールに手を出したこともあります。

いまいち意味不明なウルトラフィネス

17ヴァンキッシュFW1000SHGインプレ、これはバス釣りで使えるぞ!

16ヴァンキッシュC2000HGSと17ヴァンキッシュFW1000SHG。いつの間にか使うのをやめていました。汗

ヴァンキッシュ三連星

ヴァンキッシュ三連星

バス釣りごときには1000番クラスのリールでも、パワーや強度、ラインキャパの面では不足ありません。

でも、ロッドとのバランスが重要なんですね。

バス用スピニングロッドって、小番手のリールを使う、ほかのジャンルのサオと比べてカーボンがそれなりに厚く巻かれています。

その結果、(メーカーによって表記は異なりますが、)6ftチョイのULクラス、XULクラスのロッドでさえ90g以上ということがザラ。

90gっつったら、今や8ftのエギングロッドでもそんなもんですよ。6フィートのアジングロッドならアンダー50gが当たり前です。

そう思うと、バスロッドはケッコー重いんです。

1000番クラスのリールの自重にもグレードに応じて幅がありますが、ヴァンキッシュやイグジストなど軽量ハイエンドモデルの自重ではさすがに軽すぎてバランスが取れませんでした。

そりゃーそもそもアジングやエリアトラウト用だからな。

僕は多少の先重りは許容できるタイプですが、いくらなんでも限度がありました。

で、肝心の19ヴァンキッシュ2500SHGの自重は165g。17ヴァンキッシュFW1000SHGが160g。16ヴァンキッシュC2000HGSが155g。

1000番クラスと誤差レベルの違いしかありません。軽い! 軽すぎる!

間違いなくいいリールなんですが、アンバランスな気持ち悪さがありました。

使い続けてりゃ慣れるんだと思いますけどね。

16ヴァンキッシュが忘れられない

反対意見も多数あるかと思いますが、僕個人的には16ヴァンキッシュ2500HGSが自重・質感ともに最高でした。

180gで重いとも軽すぎるとも感じたことがなく、完全にベスト。これぞ手元にあるべき重さって感じ。

基本的に買った道具は手放さない主義なんですが、なぜか16ヴァンキッシュ2500HGSだけは友人に譲ってしまって手元にありません。

いまになって後悔しています。

ならば似たスペックのリールを買うまで…ということで白羽の矢が立ったのが、16ヴァンキッシュ2500HGSとまったく同重量(180g)の18ステラC2500SHGだったわけ。

ちゃんと購入の動機があったんですよ。

スグ買っちゃいました。

これまでは、C2500番って何のためにあるん? と不思議に思っていました。

18ステラより古いC2500番と、18ステラ以降のC2500番は規格が異なるので後者に絞って話を進めると、カタログスペックから読み解けるのは「やけに小口径なスプールと不釣り合いにデカいボディがくっついたリール」ということです。

要するに、スプールやローターのスペックはアジングやエリアトラウトにフィットするC2000番クラスで、1000番スプールとも互換性あり。ボディは2500番と同サイズというわけ。

左がC2500、右が2500

左がC2500、右が2500

意味不明の番手だったんですが、とにかく180gのリールが欲しかったので、とりあえず買ってみることに。

ちなみに17ヴァンキッシュFW1000SHGのスプール径は今でいうところのC2000番クラス。世代が変わってややこしくなりました。
スポンサーリンク

C2500SHG VS 2500SHG

頭にCがつくとどうなるの? わかりやすく表にするとこうなります。

ギア比 有効ドラグ 自重 スプール径 スプールストローク 最大巻取長
C2500SHG 6.0 2.0 180 43 13.5 81
2500SHG 6.0 2.5 205 47 17 89

とまあ、ボディはまんま2500SHGと同じで、スプール・ローター周りがコンパクトになった分スピードが落ちています。

ちなみにC2500SXGという番手はC3000XGと同じギア比6.4のハイスピードリールで、最大巻取長も86cmあってすごくよさそうなんですが、今回はなんとなくC2500SHGを選びました。普段なら絶対XGを買っているんですけどね~。

手っ取り早く黄金比完成

とりあえずもっとも使用頻度の高いロッドに合わせてみましたが、バランスは最高

かっこいい…

かっこいい…

これで確信しました。

やっぱりある程度自重があったほうがキモチイイです。

でも小番手特有の不安ってありますよね。

フロロカーボンラインを多用するバス釣りでは、どうしてもコイル状の巻き癖が気になる…とか。

スポンサーリンク

小径スプールってどうなん?

ラインがチリチリになるんじゃね? と思われがちなんですが、実は16ヴァンキッシュC2000HGSや17ヴァンキッシュFW1000SHGを使っていた時点で、すでに僕なりの結論が出ています。

ハッキリ言って、4lb程度までなら小径で問題ないどころか、むしろベストです。

とくにフィネス寄りなセッティングのロッドであれば、ガイドリングも小口径化されがちなので、2500番スプールではミスマッチということも。

19ヴァンキッシュ2500SHGインプレ記事では「もう小番手に出番はない!」みたいなことを堂々と書きましたが、それはそれ(自重の話)、これはこれ(スプール径の話)です。

今では「軽すぎるのはダメ」ですから、いやはやマジで筋の通ってない男ですよ僕は。

過去の16ヴァンキッシュC2000HGSや17ヴァンキッシュFW1000SHG(つまり旧C2000番クラス)よりも、18ステラC2500SHG(およびC2000クラス)のスプール径はほんの少し、1mmだけデカいです。

ただでさえ(細糸では)気にならない巻き癖が、さらに緩和されています。

2500番ボディサイズの恩恵

ここまでの内容だとまるで自重が増すことだけがメリットかのように思われそうですが、単純にボディがデカいことの恩恵もあります。

ボディがデカければその分ギアボックスが広く、小番手と比べて

  • 巻きが軽い
  • よりハイスピードなギアが選択できる

というメリットがあります。

同時購入した18ステラC2000SHGと比べると、快適さが全然違いますよ。

巻きが軽い

C2500SHGのボディは、ドライブギア径も含めて2500SHGと同じです。

ハンドルを回すことで回転させるローターのサイズ、上下動させるスプールサイズが小さくなるんだから、当然のことながら巻きは軽く感じます。

スプール径が小さい分、最大巻き取り長は短くなります。ちなみに81cmです。

これは使った人にしかわからないと思いますが、軽快感がダンチですよ。

よりハイスピードな選択

すでに上で書きましたが、C3000XGと同等のハイスピードギアを採用したC2500XGというのもアリです。

知人が持っているので、使わせてもらったことがあります。

これはさすがに、C2500SHGに比べると巻き重りを感じますが、最大巻き上げ長は2500SHG(89cm)に迫る86cm。

違和感なく2500番から乗り換えられると思いますよ。

まとめ

これまで存在価値がいまいちわからなかったC2500という番手。

自分も含めて、まだまだ2500番を使っている人は多いですが、今後はこれがバス釣り用スピニングリールのスタンダードになりそうな気がします。

シーズンインし次第ガッツリ使って、もっと詳しくインプレしたいと思います。

created by Rinker
シマノ(SHIMANO)
¥89,800 (2024/04/17 23:37:29時点 Amazon調べ-詳細)
スポンサーリンク

YouTube、Twitterのフォローお願いします!

YouTubeチャンネルあります。

応援してくれる人は、ただちにチャンネル登録してください。とても励みになります。

Twitterとも連動しているんで、こっちもフォローしてください。お願いします。

おすすめ記事

6 件のコメント

  • 私は16ヴァンキのC2500を使っていてこれ以上ないリールだと思っていましたが、19ヴァンキが出て買い換えたところ

    「え…」

    って感じになりました。

    正に同じフィーリング、軽すぎることは私にはデメリットになってしまいました…

    今回ステラのC2500に変えたところドンピシャ♪

    今は毎釣行幸せな気持ちで釣りしてますw

    • 手元にあるべき重さってありますよね!
      とくにスピニングリールは、ロッドの長さやバランスにもよりますが、穂先が安定する重さが必要だと思います。

  • 使用されているロッドがファクトかと思いますが、番手は何をご使用でしょうか。

    ステラ購入を検討してまして、C2500shgか2500sで迷っております…

    ロッドはファクトのHFAS-61ULSTなどで使用予定です。
    この記事にあるように、軽いリールは合わないと思っており、10ステラc2500hgsを今は使ってます。

    また、持った感じC2500はスプールがめちゃくちゃ小さいなと感じまして、糸縒れや飛距離など加味すると2500かなぁとか思ったりしてます。

    普段は亀山や相模湖でレンタルボートです。

    何かいいアドバイス頂けると幸いです。

    • コメントありがとうございます!

      ファクトのスピニングは5本使っていて、内訳が61ULSTが3本、64XULSTが1本、511MHSTが1本です。511MHSTはこの際あまり関係ないので省くとして、4タックルのセッティングと使い分けを書き出してみます!

      ①HFAS-61ULST+18ステラC2500SHG+フロロ3lb
      ホバストやラストエースノーシンカーなど、軽くて空気抵抗がそれなりに大きいリグを飛ばすセッティングです。HFAS-61ULSTのガイド径は65ULSTや511MHSTよりもひとまわり小さい(64XULSTと同じ)ため、極端に軽いリグはスプールリング径が小さい方がキャストしやすいと思います。(螺旋状に放出されたラインが元ガイドを叩いて失速する度合いがややマシです。)質問にありました「糸よれ」に関しては、特別多いとは感じません。C2500SHGを使っていて感じる最大の難点は、フロロ3lbをピッタリ100m巻ける替えスプールがないこと…。

      ②HFAS-61ULST+18ステラ2500SHG+フロロ3lb
      0.9g〜1.8g程度のジグヘッドなど。リグウェイトが重くなってくると、キャストスピードが上がるのでガイド径が気にならなくなってきます。また、4lbを入れる可能性もあるので、2500にしています。スプール径が大きいと、太糸(4lb含む)の扱いがしやすく、ドラグの出もスムーズです。

      ③HFAS-61ULST+19ヴァンキッシュ2500SHG+フロロ4lb
      1.3g〜1.8gスモラバ、ワッキー系リグ。ゴミやカバーの多いシャローでボトムを取ったり、吊るしたりするリグなので、ライン強度を優先して4lb。釣りのスピード自体速いので、ヴァンキ2500SHG。でもやっぱり軽すぎました…。

      ④HFAS-64XULST+18ステラC2000SHG+フロロ3lb
      ディープのダウンショット専用。やりとりに余裕があるのでC2000SHGです。

      以上①②③はだいたいボートに積んでいて、④はフィールドによりけりです。この4本は自分なりにはかなり煮詰まったセッティングだと思っています。

      18ステラの場合、C2500と2500は重量で25gも差がありますが、61ULSTを使用する前提であれば、バランスや操作性はそれほど大きく変わりません。どっちを選んでも後悔しないと思います。

      でも「リグとの相性」や「太糸との相性」にはちょっと差があるように感じるので、上記のような使い分けになっています。

      参考になればよいのですが…!

  • アドバイスありがとうございます。
    めちゃくちゃ参考になりました。

    C2500を先程注文しました笑
    結局2500も買っちゃいそうです笑笑

    自分もファクト狂なので、他の記事も見ていて面白いです。
    アルマダの記事も期待してます笑

    • 参考になったようで良かったです!
      僕は2500→C2500→C2000の順番で買い揃えましたが、順番が逆でも結局ないものねだりで買ってしまっていたと思います。笑
      アルマダは先行予約を逃してしまったので、手に入るか不安ですが、買ったらまたインプレ書かせてもらいます!

  • コメントを残す

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

    スポンサーリンク