エバーグリーンのフラップクロー、オリジナルサイズ(4.0インチ)は、結局本家(意味深)を超えられなかった感がありましたが、2019年に発売された3.3インチは結構使えるワームでした。
マイブームの水中アクション動画つきで紹介します。
目次
フラップクロー3.3使ってる?
以前、エスケープツインと使い比べるためにオリジナルサイズを買ったことがありますが、正直言って、僕には使いこなせませんでした。
なんせ硬い! ハリ持ちの良さは折り紙付きですが、「これちゃんと動いてんの?」といった不信感から、「あえてこれを使う必要はない」と悟りました。
結局、誰が使っても釣れるエスケープツインとヨリを戻し、極め付けにはドライブビーバーの登場で、完全に記憶からデリートされてしまったフラップクロー。

で、2019年に発売されたフラップクロー3.3も、どうせ同じなんだろうな〜と思いながら眺めていたんですよ。
メーカー曰く、「単なるダウンサイジング版じゃありません」とのこと。でも釣具メーカーは平気で嘘をつくので、話半分で聞かなくてはいけません。何事も慎重に。
マジでぜんぜん違いました。笑
まず、オリジナルサイズと違ってブリスターパッケージが採用されています。

ブリスター入りの高級ワーム

生産国表記もオリジナルサイズがMADE IN CHINAなのに対して3.3はJAPAN。おかしい!
柔らかい
この柔らかさ、どこかで…。匂いも、どこかで嗅いだことのある“天然イカフレーバー”。
僕はケイテックマテリアルが大好きです。OSPのワームも比較的よく使いますが、それもこれもケイテックマテリアルを信頼しまくっているからです。あ、これはフラップクロー3.3とは無関係ですよ。念のため。
いや〜コレは化けましたね〜。ホント、恐れ入りました!
匂いはなんだっていいんですが、素材の柔らかさはオリジナルサイズとはまったくの別物。それこそ、エスケープチビツインがケイテック風マテリアルで、ほんの少しだけバルキーになって生まれ変わったかのようなイメージです。
でもやっぱり動きません。エビの形をしたカバースキャットって感じです。
リグの選択肢も増えました
オリジナルサイズはリーダーレスダウンショット以外に使える気がしなかったもんですが、フラップクロー3.3は小さくなってかなり多芸になりました。
テキサスジカリグヘビダンキャロノーシンカー
ちょっとカタさというか、オリジナルサイズ譲りの緊張感がないでもないですが、それでもオフセットフックを用いたリグならなんでもできると言ってしまっていいと思います。
ちなみにフックサイズは誰でもたくさんストックしているはずの#1/0~#2/0がフィット。これはとくにヘビダンで使用頻度の高いフックサイズですから、ローテーションしやすいのも高評価。
ただし、やっぱり自発的な動きは期待できないので、リーダーレスダウンショットやチェリーリグ、↓に記載のジグ系リグが向いているのは間違い無いです。
さらにスモラバも
ヘビークラスのスモラバ(2〜4g程度)のトレーラーとして優秀。
流行りの「吊るし」よりも、どちらかと言うと「底這い系」。「スイミング」にも向いているので、ベイトフィネスのお供にどうぞ。
この記事を書いている時点では、フラップクロー3.3ではまだ1匹しかバスを釣っていませんが、その1匹というのがスモラバフィッシュです。
スモラバはもちろんC-4ジグ。
極め付けはジグトレーラー
フルサイズラバージグならトレーラーなんて選びたい放題。でも昨今人気なのは#2/0クラスのコンパクトラバージグやフットボールジグ。
ピンテールやパドルテールよりアピールを強めたいけど、クロー系だと遅い。なんて時にホグ系が活躍するんですけど、ちょうどいいサイズのワームって案外少ないんですよね。
エスケープチビツインは小さいし、エスケープリトルツインはデカい。そんな時にフラップクロー3.3なら、フットボールジグトレーラーとして、ベストなサイズ感。
しかもバルキーなホグ系でありながら、フォール時には思いのほか抵抗を受けないので、ストンと落せます。
おススメです。
でもマテリアルが柔らかいから、ワイヤーキーパーは苦手です。
水中アクション動画
いちばん撮りたかったスモラバを撮り忘れたんですが、リーダーレスダウンショット1/4oz→フットボールジグ3/8oz→テキサスリグ3/16ozの順で編集しています。
まとめ
発売から約1年経っていますが、ヘビロテ決定のフラップクロー3.3。
とくにスモラバ、フットボールジグといった得意のメソッドと相性がいいので、手放せないワームになりそうです。