今回念願の(?)エスケープツインが買えたんですが、やっぱりなかなかの品薄で、店頭に2パックしか残っていませんでした。
これじゃあだめだ…買っても使えない。(なんでだよ!)
僕は使うと決めたワームは1色3パック単位で買います。ハードルアーも基本的には同じウェイト、同じカラーで3つ単位です。だってロストを恐れずに使えるじゃないですか?
予備のストックがないものは、使いたくてもお留守番というのがポリシー。
ということで、エスケープツインを安心して使うために、今回はそっくりさんとして有名なフラップクローを1パックだけ買ってきたわけです。
フラップクロー
ファクトシリーズでおなじみの福島健氏が手掛けた最新ホッグ系ワーム。ぶっちゃけて言うと、僕はファクトのロッドがたまらなく好きで、ルアーもC-4ジグを中心に相当数買ってます。
で、フラップクローも気になっていなかったわけではなく、いつか買ってやろうと思っていました。

実は超気になっていたフラップクロー
じゃ、さっそくですが…。
全長 | 4.0インチ |
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本数 | 5本 |
価格 | 900円(税別) |
あのな、いい加減にしろよ!エスケープツインより高いじゃねーか!
高い高いと言われ続けているファットイカでさえ10本1700円ですよ。いくらなんでもこれは高すぎじゃないですかね。
でもま、釣れるという事実=FACTがあればすべてが許される。(現にファットイカは許されてるしな。)
VSエスケープツイン
フラップクローはデザイナー自身の口から「エスケープツインを超えることを目指した」と語られています。

福島健ほどの常勝トーナメンターを唸らせるエスケープツイン
ってことは福島健氏もエスケープツインを使ってたわけか。常勝トーナメンターが認めるぐらいだから、やっぱエスケープツインってすごいんですね。
フラップクローの登場で、エスケープツインに対する信頼だけがうなぎのぼりという妙な現象が巻き起こっていますが…10年以上のロングセラーを誇るホンモノをベンチマークしたフラップクローは果たして釣れるのか。
せっかくなので、エスケープツインのオリジナルサイズと比較していきましょう。
外観
デフォルメされた重量感のあるツメといい、全体のバランスといい、控えめに言ってもエスケープツインの完全なるオマージュ。

なんだこれは!瓜二つやんけ
つっても僕は普遍的に釣れるデザインがあるんだったら全メーカーがそれを真似るべきだと思うし、細部の構造や素材で差をつけるべきだと思ってます。
だってユーザーにとっちゃ、釣れるかどうかというのが最大の問題ですからね。
実際、クローラー系ワームなんてスワンプクローラーからドライブクローラー、ブレイバー、違いといえば誤差程度で、本質はまったく同じじゃないですか。
で、フラップクローもエスケープツインにそっくりなんですけど、やっぱり細かいところで差別化を図っていることがうかがえます。
ハードマテリアル
このフラップクロー。エスケープツインに比べるとかなり硬めのマテリアルが使われています。

フラップクロー

エスケープツイン
この写真で感じだけでも…わかんねーか。とにかく硬い。これがアクションにどう影響するのか…。
シボ加工
よくみると表面加工にも差異が見られます。

フラップクロー

エスケープツイン
フラップクローにはちりめんじわというかシボ加工?が施されているのに対し、エスケープツインは謎の縦縞。このビミョーーーな差が釣果にどう影響してくるのか!?
重量
これにはちょっと驚きました。ワーム単体で14g!オンス表記にするとちょうど1/2ozですよ。

ワーム単体で1/2ozというヘビーさ
これはMHクラスのロッドでテキサス、ジカリグ、果てはラバージグのトレーラーにもしてやろうと企んでいたので大誤算です。
1/2ozのラバージグに合わせると、あっという間に1ozですよ。さすがにHFAC-67MHSTじゃしんどいっす。
まとめ
エスケープツインの完全コピー品かと思いきや、細かく見ればまったくの別物と言えなくもないフラップクロー。
思った以上に重かったことは誤算でしたが、活路を見出したいと思います!